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「ラスベガスでも昨夜、暴動で銃撃が…」村主章枝さん、抗議デモが激化するアメリカのリアルな現状を報告

THE DIGEST編集部

2020.06.03

生活拠点としているアメリカ・ラスベガスの現状を伝えるとともに、人種差別への思いを吐露した村主さん。(C)Getty Images

生活拠点としているアメリカ・ラスベガスの現状を伝えるとともに、人種差別への思いを吐露した村主さん。(C)Getty Images

 フィギュアスケート女子シングルで06年トリノ五輪4位の村主章枝さんが、Twitter(@fumiesuguri)を更新。「ラスベガスでも昨夜、暴動で銃撃がありました」などと、白人警官による黒人暴行死事件を巡った抗議デモや暴動が激化する現地アメリカのリアルな現状を伝えている。

 14年の現役引退後、アメリカ・ラスベガスに拠点を置いて生活をしている村主さん。同投稿では「色々な想いはあるけど、正直虚しい、悲しいです。コロナが収束してきて、さぁ、これからっていう時に…」と悲惨な現状に対する胸中を明かし、「発端になった事件は許し難いけど、力の合わせ方というか戦い方が暴動という形ではないと思う」と自身の考え方を記している。
 
 続くツイートでは「差別は、肌の色だけでなく、男女、年齢、経済など色々ある」とし、「黒人だけでなく、黄色人種である私だって体験したことはある。差がなくなることは絶対ないし、『みんな同じ』を目指すのも違う」とコメント。最後は「殴ったり、撃っても根本解決にはならない。暴力という方法ではなく、平和な世界を目指したい…」と切実な願いを綴った。

構成●THE DIGEST編集部

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