格闘技・プロレス

村田諒太、練習開始後の近況を明かす。次戦は「考えてもしょうがない、自分に出来ることをやろうと」

THE DIGEST編集部

2020.06.07

数日前から練習を開始したことを報告した村田。いつでも戦えるよう、次戦に向けて準備を整えている。(C)Getty Images

 ロンドン五輪金メダリストで現WBAミドル級世界王者の村田諒太が6日、所属する帝拳ジムの公式サイトを通して練習を開始したことを報告するとともに、コメントを公開している。

 数日前から練習を再開したという村田は、「身体も動かすと不安も無くなってくるし良い傾向だと思います。やっぱ練習出来ると不安は消えてきますからね、シャドーだけとかロードワークだけだとそうでもないですけどボクシングの練習が出来ると安心しますよ」と現在の心境を吐露。続けて、「今、注意していることは身体の使い方、思っているようにしっかり身体を使えているかというところです」などと近況を明かした。
 
 また、世界4階級王者カネロことサウル・アルバレスの年末の対戦候補として自身の名前が挙がったことについては「世界がこんな状況ですし先のことは誰にも分からないですよね」とし、「コロナへの対策も国によって違いますし、経済を何よりも優先しようってところもある、そんな中でボクシングの興行ってどうなるかなんて誰にも分からないんで、次の試合について考えてもしょうがないと思っています、自分に出来ることをやろうと」と冷静に綴っている。

 最後には「国内よりも海外の方が試合への取り掛かりは早いかもしれませんね、もちろん次の試合が海外と言われても行ける準備はしておきたいです」と意気込みを記した村田。次戦がいつになるのか現状ではわからない状況だが、村田は"いまできること"に注力しながら、着々と準備を進めているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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