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「とてもさみしく思っています」羽生結弦がメッセージ動画で胸中を吐露。『ファンタジー・オン・アイス』の中止を受けて大会SNSで発信

THE DIGEST編集部

2020.06.11

出演を予定していた『ファンタジー・オン・アイス』の公式SNSに登場し、メッセージ動画を公開した羽生。(C)Getty Images

 男子フィギュアスケートの羽生結弦が、4月に国内公演の中止を発表したアイスショー『ファンタジー・オン・アイス』の公式Twitter(@Fantasy_on_Ice)、インスタグラム(@fantasy.on.ice)に登場し、38秒間の動画でメッセージを伝えた。

 例年、同アイスショーに出演していた羽生。動画の冒頭では「今年は『ファンタジー・オン・アイス』で皆さんに会うことができず、とてもさみしく思っています」と胸中を明かし、「今年の夏はこのような形になってしまったからこそ、より一層、皆さんと一緒に感染拡大防止に努めながら、日々を過ごしていきたいと思います」と話した。

 羽生は続けて「皆さんの前でスケートができるときのために、僕自身も全力で努力を積み重ねていきます」とコメントし、「どうかお気をつけてお過ごしください」と新型コロナウイルスへの注意を喚起。最後は「皆さんの心の中に少しの不安もなく、皆さんの前でスケートができることを祈っています」と締めている。
 
 この動画をチェックしたファンからは、700件を超えるコメントが殺到。「いつも心のこもった温かいメッセージありがとうございます」「元気そうなお姿が見られただけで、本当に励まされます」「来年こそはみんな笑顔で会えますように」「私たちもまたお会いできる日を楽しみに日々頑張ります」「羽生くんもどうか健康で元気で過ごしてください」などと様々な声が寄せられた。

 同アイスショー主催者は4月20日、幕張、神戸、新潟、静岡で予定されていた国内4公演の中止をホームページ上で発表。今年も羽生に加え、海外からトリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコさん、15年世界選手権女王のエリザベータ・トゥクタミシェワといった豪華スケーターたちの出演が発表されていた。

構成●THE DIGEST編集部

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