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女子ゴルフ開幕戦『アース・モンダミンカップ』に向けて選手全員がPCR検査を実施。渋野日向子、畑岡奈紗らが出場予定

THE DIGEST編集部

2020.06.15

女子ゴルフ開幕戦の『アース・モンダミンカップ』に向けて、大会関係者全員がPCR検査を実施する。昨年ブレイクを果たした渋野も出場予定だ。(C)Getty Images

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は15日、無観客で開催することになった国内女子ゴルフツアーの開幕戦『アース・モンダミンカップ』(25~28日・カメリアヒルズカントリークラブ)に向けて、大会関係者全員のPCR検査を実施することを発表した。

 検査の対象者となるのは、選手やキャディ、スタッフ等、会場に入る全員としており、民間の検査会社による唾液を検体としたPCR検査が行なわれることとなっている。検査日については現在調整中で、6月24日までに結果が判明するように実施する予定だ。
 
 同協会の小林浩美会長は、「PCR検査体制が以前よりかなり整ってきたこと、またアドバイザーのご尽力等もあり検査機関との提携ができ、PCR検査が行えることとなりました」とコメントを発表。「プロスポーツが行える環境になりましたことは、多くの皆様方のこれまでの感染予防の努力のおかげです。当協会は選手とともに引き続き感染予防に努めながら精一杯頑張ってまいります」などと続けた。

 今年のアース・モンダミンカップには、昨季の全英オープンで海外メジャー初タイトルを獲得した渋野日向子に加え、世界ランキング4位の畑岡奈紗、昨年賞金女王の鈴木愛ら、錚々たるメンバーが出場予定となっている。また、"黄金世代"に続く若手として期待を集める古江彩佳、安田祐香、吉田優利、西村優菜ら"プラチナ世代"も参戦予定だ。一方、昨年優勝の申ジエや、元賞金女王のイ・ボミら多くの海外勢は、日本政府が設けている入国制限により、参戦の可能性は事実上消滅している。

構成●THE DIGEST編集部

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