女子フィギュアスケートで2014年ソチ五輪団体金メダリストのユリア・リプニツカヤさんが妊娠しており、まもなく出産を迎えると地元スポーツメディア「Match TV」が報じている。

　父親は、同じく元フィギュアスケーターのウラジスラフ・タラセンコさん。リプニツカヤさんは、同メディアで「ヴラド（タラセンコさん）とは何年も一緒にいました。もちろん、妊娠したことについては、適切なタイミングに落ち着いて伝えたかったのですが、それができずに残念です」などとコメントを発表。「皆さんの祝福や優しい言葉に感謝しています」と続けている。
  　16日には、現地メディア『sports.ru』フィギュア版も公式インスタグラム（@figureskating_sportsru）とTwitter（@figureskatingRu）で彼女の妊娠を報道。投稿欄には、「おめでとうございます。幸せになってね」「なんて素敵なカップルなんでしょう」「ユリアとウラジスラフの幸せを願っています」「ユリアのためにも、本当に嬉しいです！」などとファンからの温かい声が寄せられている。

　６年前の2014年には欧州選手権の史上最年少女王（当時15歳）になるなど、大きな注目を集めたリプニツカヤさん。同年には、ソチ五輪の女子団体で金メダル獲得に貢献し、世界選手権女子シングルでは浅田真央さんに次ぐ２位に輝いた。その後は、拒食症など健康面の問題に苦しめられ、17年９月に現役を引退している。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】夏冬五輪で輝け！ 世界のスポーツシーンを彩る「美女トップアスリート」たちを厳選！