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「大好きです」松田詩野が追悼メッセージ。日本サーフィン連盟の吉永修強化本部長が死去

THE DIGEST編集部

2020.07.18

国際大会では松田も含めた日本代表を引率していた吉永修氏が、がんのため死去した。(C)Getty Images

国際大会では松田も含めた日本代表を引率していた吉永修氏が、がんのため死去した。(C)Getty Images

 7月16日、日本サーフィン連盟の吉永修強化本部長が、がんのため61歳で逝去した。吉永氏は日本を代表するサーフィン選手の強化と育成を担当し、2018年世界1位の獲得に尽力。東京五輪の新競技追加へ向けた活動はもちろん、国際大会ではジュニアも含め日本代表を率いた。

 本来なら今月23日にオリンピックが開幕し、25日からサーフィン競技が始まる予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により1年延期。吉永氏の胃がんはすでに全身に転移しており、あと1年を待つことはできなかった。

 この訃報を受け、17歳の高校生サーファー松田詩野は自身のインスタグラム(@shinomatsuda)を更新。「いつも、試合前も試合後も優しく力強い言葉をかけてくれた吉永さん。もっと話してまたチームジャパンでゴールドメダル一緒に取りたかったけど、見ててくれる気がするから吉永さんの分まで頑張ろう」と、一緒に戦えなかった悲しみともに、前を向くことを約束。続けて「今まで本当にありがとうございました。ゆっくり休んでくたさい。大好きです」と綴った。

 夕暮れの砂浜で腕を組んで座っている吉永氏と、傍らに立つ松田の写真、親指を立ててカメラ目線の吉永氏の写真など、2人の信頼関係が読み取れる写真や動画を公開している。
 
 コメントには、同じように吉永氏の死を悼む言葉とともに「詩野ちゃんが東京オリンピックで最高の結果を出すことが吉永さんへの恩返しだね」といったファンからのエールも送られている。

「波乗りジャパン」の愛称で、サーフィン日本代表を世界トップへと押し上げた功労者の思いとともに、来年の五輪での活躍に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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