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平昌五輪出場の20歳、アレクサンドロフスカヤが死去。パートナーは「言葉にならない。心から打ちのめされている」

THE DIGEST編集部

2020.07.19

アレクサンドロフスカヤ(左)の訃報にパートナーのウィンザー(右)がメッセージを公開した。(C)Getty Images

アレクサンドロフスカヤ(左)の訃報にパートナーのウィンザー(右)がメッセージを公開した。(C)Getty Images

 ロシア出身の女子フィギュアスケーター、エカテリーナ・アレクサンドロフスカヤが18日、モスクワ市内で亡くなった。突然の訃報を受け、2016年よりパートナーを組んでいたハーレー・ウィンザーが自身のインスタグラム(@h_d22)を更新し、彼女へのメッセージを綴っている。

 ウィンザーは平昌五輪出場時の2ショットを掲載し、「今の気持ちを言葉にできません。カティア(愛称)の突然の死に、心から打ちのめされています」と心境を吐露。続く文面には「私たちがパートナーとして一緒に成し遂げてきたことは、決して忘れることができないものであり、これからも私の心にあり続けるでしょう」とし、「このニュースに心を備えておくことなどできません。カティア、どうか安らかに」と哀悼した。
 
 ロシアの国営通信社『タス通信』によると、遺体は18日未明に発見され、最後に残されていたメモには「愛している」と記されていたことから、自殺の可能性もあるとみられているという。また、アレクサンドロフスカヤは今年1月よりてんかんの治療を受けており、コーチのアンドレイ・へカロさんは当時について「四大陸選手権に向けて準備をしていたのですが、突然カーチャが練習に来なくなり電話にも出なかった。母親に電話をかけると、カーチャがてんかん発作を起こしていて、死にそうなほど深刻だったことを知った」と明かしている。

 2000年1月1日にロシア・モスクワで生まれたアレクサンドロフスカヤは、2016年よりオーストラリア代表として活躍。17年にはウィンザーとのペアで世界ジュニア選手権金メダルを獲得し、同年にはジュニアグランプリファイナルでもチャンピオンに輝いていた。

構成●THE DIGEST編集部

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