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格闘技・プロレス

井上康生監督が学生へ熱いメッセージ!大学時代を振り返り「『自分はできる』と信じて努力し続けた」

THE DIGEST編集部

2020.08.10

大学時代にシドニー五輪で金メダルを獲得した井上さん。自身の経験をもとに、学生たちへ熱いメッセージを送った。(C)Getty Images

大学時代にシドニー五輪で金メダルを獲得した井上さん。自身の経験をもとに、学生たちへ熱いメッセージを送った。(C)Getty Images

 シドニー五輪柔道男子100キロ級金メダリストで、現在は日本代表の監督を務める井上康生氏が10日、大学スポーツ協会とプレミアム音声サービス「Now Voice」の連携で開催したオンライン特別夏期講座に登壇し、新型コロナ禍で活動の制限を余儀なくされている運動部学生に向けて自身の経験を語った。

 同講座は約1時間かけて実施され、時折笑いが飛び交う和やかな雰囲気の中で進行。最初の質問は「新型コロナ禍おける中断中の過ごし方」という内容で、これに対しては「自宅でできるトレーニングを編み出したり、自宅でできる技術的なトレーニングを考えていったりとか、スポーツにとらわれず読書、モノづくり、料理といろいろなものチャレンジしていきながら日々を過ごしていました」と答えている。

 また、世界選手権優勝と五輪金メダルを経験した自身の大学時代については「今の大学生と同様なことをやっていたと思いますけどね。お酒を飲んでバカをしたり、恋愛なんかもしたりしましたしね」とにこやかに回答。そのうえで「自分自身が大事にしていたことはオリンピック、世界選手権、全日本選手権。特に4年生のときのオリンピックがシドニーだったので、ここでの出場と優勝というものを強烈に意識していました」と振り返った。
 
 当時は試合に出ても勝てない時期があったり、母親を亡くしたりと苦しい思いをしたが、それでも「その部分での理念とか信念とか目的と言うものは、どんな状況に陥ろうがブレることはなかった」という。「自分自身の信念を貫いて『自分はできる』と信じて努力し続けたこと、これが目標を達成した要因のひとつだったんではないかなと思いますよね」とコメントした。

 他にも「五輪延期による選手への影響」や「一流の柔道家に共通している特徴」など、これまで多くのトッププレーヤーを見てきた井上監督ならではの話も語られており、運動部学生だけでなく一般の視聴者にとっても非常に見どころのある配信となった。

 オンライン特別夏期講座は全8回の開催を予定しており、2日に行なわれた初回にはサッカーの本田圭佑が登壇。今後はタレントの武井壮さんが17日、リオ五輪レスリング金メダリストの登坂絵莉が24日に参加を予定している。第5回に登場する体操の田中理恵さんは現在、日時を調整中とのことで、以降の講師については決定次第改めて発表される予定だ。視聴方法は、大学スポーツ協会(UNIVAS)の公式ホームページならびにSPORTSBULLで無料LIVE配信をされる。

構成●THE DIGEST編集部

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