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“タカマツペア”髙橋礼華「あと1年自分の気持ちと体が…」と引退。今後は「メダリストだから伝えられることを」との考え

THE DIGEST編集部

2020.08.19

リオ五輪で金メダルを獲得した髙橋礼華が、引退を発表した。(C)Getty Images

リオ五輪で金メダルを獲得した髙橋礼華が、引退を発表した。(C)Getty Images

 2016年、リオ五輪にて日本バドミントン界史上初の金メダルを獲得した「タカマツ」ペアの髙橋礼華(日本ユニシス)と松友美佐紀(同所属)が、8月19日ペアでオンライン会見を行い、髙橋が引退をすることを発表した。

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 髙橋は、東京五輪が延期となり「あと1年自分の気持ちと体がもつのかなという気持ちがあってパートナーの松友選手、そしてユニシスのスタッフの皆さんに伝えたところ、私の意志を尊重してくれるという形になった」と引退に至った経緯を涙ぐみながら明かした。

 松友は、髙橋の引退に対して「今まで長い間本当にお疲れ様でした」と労いの言葉を口にし、続けて「本当に先輩とでなければここまでやってくることもできなかったですし、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と述べた。

 抜群のコンビネーションを誇る2人の必勝パターンは、後衛の髙橋が多彩なショットで相手を崩してチャンスを作り、松友が前衛でチャンス球を決めるというもの。同ペアは、東京五輪での連覇が期待されていたが、最大2枠となる代表権争いを巡り、現時点で日本ランキング3位となっており、出場が危ぶまれていた。
 
 髙橋は、引退後について「カフェや食に興味があるので、全日本総合やジャパンオープンなどで、お客さんのために飲食系を提供できる場所をつくりたい」と述べ、さらに「ジュニア世代の子たちに、メダリストだから伝えられることを伝えたい」とも考えを明かした。

 パートナーを組んでいた松友は、今後、金子祐樹(同所属)と混合ダブルスで現役を続行する方針だ。

構成●THE DIGEST編集部
 

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