引退か、現役続行か。その動向がクローズアップされているフィギュアスケートの元世界女王、アリーナ・ザギトワが公式インスタグラム（@azagitova）で近況を報告した。

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　先日ハイスクールを卒業した18歳は現地月曜日、進学先であるロシア大統領直轄の行政アカデミーに到着。「ジャーナリズム」を専攻する当校での入学式に出席し、入り口前と校内で撮影された２枚の全身ショットを公開した。ベージュのジャケット＆スカートというフォーマルな服装に黒のロングブーツを合わせたコーディネイト。真黒な髪ともマッチしており、すっかり大人の様相だ。

　選手本人は「９月１日は知識の日（入学式）です。この日をすごく楽しみにしていました。新たな学校での生活をスタートさせる生徒や先生たちみんなに、おめでとうと言いたいです。素晴らしい時間を過ごし、いかなる逆境にも挫けないことを願います」とのメッセージを添えた。

　投稿をチェックした世界中のインスタ・フォロワーからは「入学おめでとう！」のお祝いとともに称賛の声が続々。「なんて美しいんだ！」「美しき妖精よ！」「どんどん綺麗になるね」「ホントに18歳なのかい!?」「才色兼備とは君のことだ」などなど、枚挙に暇がない。

　一方で、現役を続けるのか否かの問いかけも少なくなかった。
  　ザギトワは年明けに日本のテレビ特番に出演し、現役続行への熱い想いを吐露した。しかしコロナ禍のなかで時は流れ、今回は将来の夢であるスポーツキャスターへの第一歩として、大学に該当するアカデミーへの入学を果たしている。ロシア国内でもザギトワの真意のほどは測れておらず、さまざまな報道がなされてきた。ロシア国営放送が制作するフィギュアスケート番組のパーソナリティーに内定したようで、競技との両立が難しくなったとの見方もある。

　はたして今季のＧＰシリーズや世界選手権で、ふたたび妖艶かつ完成度の高いパフォーマンスに再会できるのか。それともこのままプロに転向して、スポーツキャスターへの道を歩むのか。平昌五輪金メダリストの決断に注目が集まっている。

構成●THE DIGEST編集部