ゴルフ

小祝さくら、“約1年ぶりのツアー優勝”に「意外と長く感じました…」通算17アンダーで大会レコードも更新

THE DIGEST編集部

2020.09.06

昨年7月以来のツアー優勝を飾った小祝。最終日はボギーなしの完璧なプレーを披露した。(C)Getty Images

 リベンジに燃える22歳が、大会レコードを更新する圧巻のスコアで約1年ぶりのツアー優勝を手にした。

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 国内女子ツアー第4戦「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」が6日に大会最終日を迎え、"黄金世代"の小祝さくらは昨年7月の「サマンサタバサ&GMOインターネットガールズコレクション・レディーストーナメント」以来となるツアー2勝目をマーク。3日間で記録した通算17アンダーは、昨年覇者・イ・ミニョンの大会レコード(16アンダー)を1打上回っている。

 この日は、トータル11アンダーの単独首位からスタート。前半で3つスコアを伸ばすも後半はしばらくパーが続き、一時は"プラチナ世代"の古江彩佳と2打差と迫られる。しかし、15番からは3連続バーディを奪取し、一気にラストスパート。最後はきっちりパーセーブし、2位タイの古江彩佳、渡邉彩香と6打差をつける圧勝を収めた。
 
 今大会には2つのリベンジがかかっていた小祝。2年前はプレーオフの末に惜しくも優勝を逃し、先週の「ニトリレディスゴルフトーナメント」では笹生優花との優勝争いに敗れて2位としていた。試合後の会見では「リベンジできて嬉しいです」と笑顔を見せ、「(1勝目から)1年以上たったんですけど意外と長く感じました」と振り返っている。

 残りのシーズンに向けては「また優勝目指して頑張りたい」と意気込みを吐露。10日からは国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」に出場予定となっており、「(上田)桃子さんとか、全英出てた方々も出ると思うので、しっかり自分も頑張りたいな」と語っている。

構成●THE DIGEST編集部