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女子シングルはシェルバコワが逆転優勝! 14歳ウサチョワは2位でフィニッシュ【ロシアカップ第3戦】

THE DIGEST編集部

2020.10.26

ロシアカップで2冠達成のシェルバコワ。写真は2020年1月に行なわれた欧州選手権のもの。(C)Getty Images

ロシアカップで2冠達成のシェルバコワ。写真は2020年1月に行なわれた欧州選手権のもの。(C)Getty Images

 現地時間10月25日にロシア・ソチでフィギュアスケートのロシアカップ第3戦の3日目、女子シングルのフリースケーティングが行なわれた。

 同大会はロシア国内で9月から12月にかけて5回開催され、各選手が2大会ずつに出場した結果で、ロシア選手権の出場権を得ることができる。

 前日24日に行なわれたショートプログラム(SP)で首位に立ったのは14歳のダリア・ウサチョワ(78・41点)、昨シーズンのロシア選手権を制した16歳のアンナ・シェルバコワは77・47点で2位、続く3位にはエリザベータ・トクタミシェワが76・36点で入った。

 フリーで上位3人のうちに先陣を切ったのはウサチョワ。冒頭のコンビネーションジャンプが乱れると、後半のコンビネーションジャンプで転倒。それでも146・78点を叩き出し、総合225・19点とした。

 続いてシェルバコワは、冒頭の4回転フリップを着氷すると、滑らかなスケーティングでのびのびとした演技を披露。後半にコンビネーションジャンプの着地が乱れたものの、優雅な演技を披露。ただ、ジャンプのミスを取り返そうとして失敗したため、リンクを上がってすぐは涙を浮かべる様子もみられた。スコアは162・44点、総合233・91点で首位に立った。

 最終滑走のトクタミシェワは、冒頭のトリプルアクセルなどジャンプも大きな乱れなくまとめ、スコアは135・90点、総合213・26点となった。

 結果、女子シングルはSPの上位ふたりが入れ替わり、シェルバコワが制覇。第1戦で優勝した際に記録した246・40点には及ばなかったものの、高い水準の演技を見せた。2位にウサチョワ、3位にトクタミシェワとなった。

 男子はミハエル・コリヤダが制し、2位は17歳のアンドレイ・モザレフ、3位はドミトリー・アリエフという結果に終わっている。

 11月8日から行なわれる第4戦には、2019年のGPファイナル女王であるアリョーナ・コストルナヤ、第2戦を制したアレクサンドラ・トゥルソワが出場する予定となっている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】4回転フリップも難なく着氷。フリーで逆転したシェルバコワの演技はこちら!

【PHOTO】フィギュア大国ロシアに”妖精”誕生!16歳シェルバコワの厳選ショット!
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