トヨタ自動車は２日、女子フィギュアスケーターの紀平梨花が11月１日付けで入社したことを発表。今年６月より「Ｎ高東京」としてきた所属先も、今回から新たに「トヨタ自動車」に変更となった。

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　紀平は、同社を通じ「今シーズンからトヨタ自動車にお世話になることが決まり、大変うれしく思います」とコメント。続けて「現在、スイスを拠点に練習をしており、フィギュアスケートは海外の試合も多いため、世界各国に広がるトヨタファミリーの方々に応援いただけることはとても心強く、皆様とコミュニケーションが図れることをとても楽しみにしています」などと心境を明かしている。
  　さらに、同社の公式ツイッター（@TOYOTA_PR）では、26秒間のメッセージ動画が公開されており、紀平は「世界的な大企業のトヨタ自動車の一員になることができ、とてもうれしく思っております」と喜びを表現。「これからも進化し続けて大きな大会で良い成績を残せるように努力してまいります」と意気込みを語っている。

　今季からブノワ・リショー氏の指導のもと、ショート、フリーともに新プログラムにチャレンジしている紀平。今月11日より出場を予定していたグランプリ（GP）シリーズ第４戦フランス杯は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が発表されており、次戦のスケジュールはいまのところ未定となっている。

構成●THE DIGEST編集部