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「2日目の呪縛から解けない…」渋野日向子が20位タイ後退に猛省【大王製紙エリエール】

THE DIGEST編集部

2020.11.20

国内初のディフェンディング大会に臨んでいる渋野。2日目は2つスコアを落とし、20位タイに後退した。(C)Getty Images

 11月20日、愛媛県・エリエールゴルフクラブ松山にてJLPGAツアー『大王製紙エリエールレディスオープン』の第2ラウンドが行なわれ、首位3打差の3アンダーから出た渋野日向子は2つスコアを落としてホールアウト。首位6打差の通算1アンダー、20位タイで決勝ラウンドへ進んでいる。

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 この日は濃霧による一時中断があり、予定より1時間30分ほど遅れてティオフした渋野。首位3打差の3アンダーからスタートし、前半は2、8番でボギーを喫する。その後、12番でバーディを奪うも、続く13番から連続ボギーで後退。17番で1つスコアを返し、この日は2バーディ、4ボギーの「73」でフィニッシュとなった。
 
 インタビューでは「パッティングが昨日に比べてまったく入らなくて、自分ではストロークができているのに読みが…という感じでした」とパットの出来を反省。「そこでかなりフラストレーションが溜まってイライラしながらプレーをしていました」とラウンド中の心境を明かしている。

 前週に続いて予選通過となったが、これには「素直にほっとしています」と安堵した様子。明日以降の決勝ラウンドに向けては「まだ6打差ではありますけど、去年ほどビッグスコアが出る状態でもないと思いますし、自分の今の最高のゴルフができればトップに近づいていけると思います」と話した。

 初日の会見では「最近2日目に落として順位を下げることが多い」と後退を危惧していたが、この日は2つスコアを落とし「2番でボギーを打ってしまって2日目の呪縛からとけないですね」とコメント。明日の第3ラウンドは吉本ここね、三ヶ島かなと同組で7時50分にティオフする。

構成●THE DIGEST編集部