ゴルフ

「今できる全てをしっかり出せるように」復調気配の渋野日向子が“2020年国内最終戦”へ意気込み【リコーカップ】

THE DIGEST編集部

2020.11.25

26日に開幕する今年の国内最終戦『リコーカップ』。前日会見に登場した渋野が、今大会への意気込みを語った。(C)Getty Images

 国内女子ゴルフツアーの年内最終戦に位置づけられる『JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』。開幕を翌日に控えた25日には、練習ラウンドを終えた渋野日向子が会見で意気込みを語った。

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 2週前に痛みを明かした足裏については、現在も毎日欠かさず電気治療を行なっているようで「絶好調です!今のところ大丈夫です」と元気にコメント。また、前週起こした靴擦れは水ぶくれになっていて治らない状態のようだが、「絆創膏貼っておけば何とかなる」と心配無用を強調した。

 昨年は初出場ながら2位タイに入った今大会。「いや~去年は、ようここでアンダー出したなと。最終ホールも良い終わり方でしたよね。あの締め方はもうできん」とプレー内容を振り返っており、「去年とは違いますし、その中でもいろいろと内容も考えながら、今の自分ができる全てをしっかり出せるようにしたいかな」と新たな意気込みを示している。
 
 また、前週の『大王製紙エリエール』は通算8アンダーの5位で、今季11戦目(海外6戦を含む)にして初のトップ10入り。最終日は今季自己ベストスコア「66」をマークしたが、これについては「本当に元気になりますね。やっぱりゴルフのストレスはゴルフでしか解消できないので、そこはどうしようもないですよね」と話した。

 直近3試合で30位タイ、23位タイ、5位と尻上がりに成績を上げている渋野。果たして国内の年内最終戦となる今大会では、どのような活躍を見せてくれるのか。明日行なわれる第1ラウンドは、同世代の田中瑞希とともに8時38分ティオフ予定だ。

構成●THE DIGEST編集部