宮崎県・宮崎カントリークラブにて開幕した女子ゴルフの国内最終戦『JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』。“黄金世代”の原英莉花は大会初日を５アンダーで回り、今季初の単独首位スタートを切った。

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　前週の途中棄権から右ひざの治療に専念し、回復しつつある状態で迎えた第１ラウンド。前半２番からイーグルを奪う絶好の滑り出しを見せる。２アンダーで後半へ折り返し、その後は13番でバーディ、さらに15番からは連続バーディをマーク。残りをすべてパーで回り、この日は１イーグル、５バーディ、２ボギーの「67」でフィニッシュとなった。
  　ホールアウト後のオンライン会見では、「序盤でイーグルが出ていい流れでプレーできたんですけど、なかなかショットがパーオンせずにアプローチで凌いで、パターで凌いでって感じだった」と第１ラウンドを総括。「終始、集中を途切らせないでプレーできたっていう部分では良かったなと思います」と初日の出来を振り返っている。

　今大会は４日間ともに２人１組で回るツーサムでのラウンドとなっており、「ツーサムで戦うのはすごい好きで、自分のプレーに集中できたっていう部分もありました」と原。同世代の小祝さくらと回ったことも好影響だったようで、「さくらちゃんのいいプレーを見ながら流れ良く、スムーズにゴルフができたんじゃないかな」とコメントした。

　先月の『日本女子オープンゴルフ選手権』では、国内メジャー初優勝。今回もメジャータイトルへの想いは強く、「すごい気合いも入ってます」と意気込みを語っている。また、今週のコースには「すごいいいイメージ」と好感触を感じているようで、「コースに対してのプレーが出来れば、またいいところで戦えるんじゃないかなと思っています」と明日以降の戦いを見据えた。

　第２ラウンドは４アンダーの渋野日向子とともに、10時54分ティオフ予定となっている。

構成●THE DIGEST編集部