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本田真凜、今季ベスト162.57点で復調傾向!観客の手拍子とともに華のある演技をみせる【NHK杯】

THE DIGEST編集部

2020.11.28

28日のフリーでは『ラ・ラ・ランド』を熱演した、本田真凜。写真:徳原隆元

 11月28日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯で女子シングルのフリースケーティング(FS)が行なわれた。2016年世界ジュニア女王の本田真凜は、104.27点、合計162.57点で今季最高得点を記録した。

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 前日のショートプログラム(SP)では、大きなミスはなかったものの、ジャンプで回転不足など減点が重なり9位発進となった。青の衣装を身にまとい登場したフリーでは、映画『ラ・ラ・ランド』の曲に合わせ熱演。SPに続き、大きなジャンプミスはなかったものの、回転不足があった。3つのスピンは全てレベル4を獲得。演技中盤からは、観客の手拍子に合わせ軽快な音楽とともに演じ、華のある表現で観客を魅了させた。
 
 今シーズン直前に右肩を脱臼し、十分な練習量を積めず不安な状態が続いていたが、今大会で復調傾向を見せた本田。6年連続出場となる12月の『全日本選手権』では、さらに上の演技を期待したい。

構成●THE DIGEST編集部