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「今までの自分を捨てた」渋野日向子が“好調の要因”を自己分析。単独首位で決勝ラウンドへ【全米女子オープン】

THE DIGEST編集部

2020.12.12

この日4つスコアを伸ばし、単独首位に浮上した渋野。2位のリン・グラントとは3打差をつけている。(C)Getty Images

 テキサス州ヒューストン・チャンピオンズGCにて行なわれている海外メジャー『全米女子オープン』の大会2日目。首位1打差の2位タイから出た渋野日向子は、この日4つスコアを伸ばし、通算7アンダーの単独首位でホールアウトした。

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 初日を3アンダーで回り、首位1打差の2位タイで迎えた第2ラウンド。序盤の1、6番でバーディを奪う好スタートを切ると、8番でボギーを喫して折り返しを迎える。その後は10、12、15番とバーディを重ね、16番で2つ目のボギー。続く17番ではバウンスバックを決め、6バーディ、2ボギーの「67」でフィニッシュとなった。

 ホールアウト後のインタビューでは「アテスト会場で自分の順位を見たときに夢かなと思いました(笑)」とコメント。「天候がどうなるかわからない中で、朝から耐えるゴルフをしようと思っていた」と話し、「昨日のゴルフはなかったことにしてまた新しい1日目って考えてやったことで、また今日ものびのびできていたかなと思います」とラウンドを振り返っている。
 
 さらに、今大会好調の要因については「今までの自分を捨てたことかな」と自己分析。「プロなりたてとか、ゴルフ始めたてくらいの気持ちの方が、ゴルフに対しても気持ち的にも成長できるなって思って」と初心に返ったことを明かした。

 最後には「この位置にいる間に写真撮ってちょっと余韻に浸って…(笑)」と笑顔を見せた渋野。決勝ラウンドに向けては「伸ばせるときには伸ばしたいですけど、本当に粘るゴルフが残り2日必要だと思うので、しっかりそこは徹底的に頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。

構成●THE DIGEST編集部