12日、全日本体操選手権第3日目が群馬県の高崎アリーナで行なわれ、女子個人総合では、村上茉愛が2年ぶり4回目の頂点に立った。
【PHOTO】華麗な演技とキュートな笑顔で魅了!体操女子エース・村上茉愛を特集!
村上は前日の予選と合わせて112.097点をマーク。2位の畠田瞳に3.434点差をつけた。
試合後、インタビューで「久々の試合でここまでできた自分を今日は褒めたい」と村上。優勝の決め手となった跳馬での新技「チュソビチナ」の成功については、「予選で緊張の中で飛んで着地は乱れたが、一度そういう経験をしたので、緊張はさほどせず練習してきたことが出せた」と話した。
例年なら春先に行なわれるこの試合も、今年は異例の12月開催に。それでも、「どんな時でも試合ができるように練習してきた。想像もしないことが起きてもできるという自信になった。試合ができたことをうれしく思う」と状況をプラスに捉えていた。
昨年は個人総合の自身4連覇を逃した。「悔しい1年になったと思うが」という問いには、「悔しさを晴らす試合は少なかったが、1試合1試合を大切にしたいと去年思ったので、それができて良かった」と話した。
来年の東京五輪に向けて「この先どうなるかわからない」と前置きしつつも、「目の前のことをこなして代表に入り、メダルを取るという目標に向かって、しっかり調整して頑張りたい」と前を向いた。
前回のリオデジャネイロ五輪では、団体でメダルまであと一歩の4位に入った日本のエース。念願のメダルに向けた挑戦は続いてゆく。
構成●THE DIGEST編集部
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村上は前日の予選と合わせて112.097点をマーク。2位の畠田瞳に3.434点差をつけた。
試合後、インタビューで「久々の試合でここまでできた自分を今日は褒めたい」と村上。優勝の決め手となった跳馬での新技「チュソビチナ」の成功については、「予選で緊張の中で飛んで着地は乱れたが、一度そういう経験をしたので、緊張はさほどせず練習してきたことが出せた」と話した。
例年なら春先に行なわれるこの試合も、今年は異例の12月開催に。それでも、「どんな時でも試合ができるように練習してきた。想像もしないことが起きてもできるという自信になった。試合ができたことをうれしく思う」と状況をプラスに捉えていた。
昨年は個人総合の自身4連覇を逃した。「悔しい1年になったと思うが」という問いには、「悔しさを晴らす試合は少なかったが、1試合1試合を大切にしたいと去年思ったので、それができて良かった」と話した。
来年の東京五輪に向けて「この先どうなるかわからない」と前置きしつつも、「目の前のことをこなして代表に入り、メダルを取るという目標に向かって、しっかり調整して頑張りたい」と前を向いた。
前回のリオデジャネイロ五輪では、団体でメダルまであと一歩の4位に入った日本のエース。念願のメダルに向けた挑戦は続いてゆく。
構成●THE DIGEST編集部