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フィギュア

「自分の中でも満足いっています」首位発進の紀平梨花が“片手側転”の新プログラムに手応え【全日本フィギュア】

THE DIGEST編集部

2020.12.25

2連覇を狙う紀平が首位発進。「自分の中でも満足いっています」と手応えを明かした。写真:西村尚己/アフロスポーツ

2連覇を狙う紀平が首位発進。「自分の中でも満足いっています」と手応えを明かした。写真:西村尚己/アフロスポーツ

 長野市ビッグハットにて25日に開幕した『全日本フィギュアスケート選手権大会』。女子シングルはショートプログラム(SP)を終え、昨年女王の紀平梨花が79・34点で首位発進している。

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 黒と赤の衣装に身を包んだ紀平は、ブノワ・リショー氏が振付を担当した新SP『The Fire Within』を初披露。今季初となる冒頭の3アクセルを成功させると、続く3フリップ+3トゥーループは着氷を乱すが、後半の3ルッツを決める。終盤には大会前から注目を集めていた“片手側転”も見せた。
 
 インタビューでは「試合が結構空いたので、自分もできるかわからないなっていう状況だった」と演技前の心境を明かし、「その中で自分の調子の良さが緊張感を少なくさせて、いい演技ができた」と自己評価。「試合はどうなるかわからないという気持ちですごく集中したので、自分の中でも満足いっています」と手応えを示した。

 また、ステップの出来に関しては「自分の中で20%ぐらいしかできなかった」と振り返り、「もっともっと加点がつくステップだと思うので、そこをもっと試合で出せるように、体力もあとは疲れも取って、もっと次はいい演技ができたらいいなと思います」とコメント。フリーに向けては「せっかくの全日本選手権に出させていただけてすごく光栄なので、皆さまに笑顔を届けられるような、感動を届けられるような演技になれればいいなと思います」を意気込んでいる。

構成●THE DIGEST編集部

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