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宇野昌磨、紀平梨花らが「名古屋フェス」で初滑り!4回転トゥループ、話題となった片手側転に観客喝采

THE DIGEST編集部

2021.01.04

宇野(左)、紀平(右)ら17名のスケーターが新年恒例のエキジビジョン大会で初滑りを披露した。写真:THE DIGEST写真部、日刊スポーツ/アフロ

 1月4日、愛知県名古屋市の日本ガイシアリーナにて、新年恒例のエキジビジョン大会『名古屋フィギュアスケートフェスティバル2021』が開催された。

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 通常のアイスショーとは異なり、地元のジュニア選手と日本のトップ選手が競演する同イベント。冒頭のオープニングでは、9人組ガールズグループ・NiziUのプレデビュー曲『Make you happy』に合わせ、昨年話題となった"縄跳びダンス"を出場17選手全員が踊って公演がスタートした。

 第1部の4番目には、5年連続の出演となった本田真凜が紫色の衣装で登場し、今季のショートプログラム(SP)曲『The Giving』、アンコールでは『Seven Nation Army』の音楽に合わせて演技。第2部では、昨年11月のNHK杯でともにグランプリ(GP)シリーズ初優勝を果たした坂本花織、鍵山優真が登場し、今シーズンの好調を感じさせるような力強いスケーティングを見せた。
 
 続いて、全日本女王の紀平梨花は、イギリスの歌姫アン・マリーの名曲『2002』と、ブノワ・リショー氏が振付した今季の新SP『The Fire Within』を披露。流れるような計4本のダブルアクセルに加え、史上初のSPで話題になった"片手側転"を見せ、華麗なパフォーマンスで会場を盛り上げた。

 そして大トリに登場したのは、18年平昌五輪男子シングル銀メダリストの宇野昌磨。新EX『Oboe Concerto』で2本のトリプルアクセル、トリプルサルコウを決めると、アンコールのSP『Great Spirit』ではアップテンポな曲調に合わせて激しいステップを披露。フィナーレでは華麗な4回転トゥループを決めて、会場のファンを喜ばせた。

構成●THE DIGEST編集部