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「成功率は上がってきました」紀平梨花が4回転サルコーへさらなる自信。新年恒例のエキジビ大会で観客を魅了

THE DIGEST編集部

2021.01.05

全日本連覇の紀平が新年恒例のエキジビジョン大会に参加し、華麗な演技でファンを魅了した。代表撮影:文藝春秋・榎本麻美

 愛知県名古屋市の日本ガイシアリーナにて開催された、新年恒例のエキジビジョン大会『名古屋フィギュアスケートフェスティバル2021』に、女子フィギュアスケーターの紀平梨花が登場した。

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 昨年末の全日本選手権女子シングルで2年連続優勝を果たした紀平。この日は、イギリスの歌姫アン・マリーの名曲『2002』に合わせて華麗に舞った。流れるような計4本のダブルアクセルなどで会場を沸かせると、さらにアンコールではブノワ・リショー氏が振付した新SP『The Fire Within』を披露。"片手側転"からのステップシークエンスを踊り切り、笑顔で観客の拍手に応えた。
 
 また、演技前の会場アナウンスでは「今シーズンのショートプログラム、フリーとも見どころがたくさんあります」と今季の新プログラムについて説明。全日本選手権で初成功させた4回転サルコーに関しては「成功率は上がってきました」と自信をにじませ、「今シーズンはトレーニングの時間を増やし、内容も4回転ジャンプに向け強化してきました」とコメントした。

 今後へ向けては「この努力を継続し、自分に勝ち、これからも頑張っていきたいと思います」と紀平。「少しずつのカタツムリのような進みですが、温かく見守って応援いただければと思います」とファンへ呼びかけている。

構成●THE DIGEST編集部