１月４日、愛知県名古屋市の日本ガイシアリーナにて、新年恒例のエキジビジョン大会『名古屋フィギュアスケートフェスティバル2021』が開催。18年平昌五輪男子シングル銀メダリストの宇野昌磨が登場し、華やかなパフォーマンスで観客を魅了した。

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　同イベントの大トリに登場した宇野は、新EX『Oboe Concerto』を演技。２本のトリプルアクセル、トリプルサルコーを決めると、大きな拍手で迎えられたアンコールのSP『Great Spirit』ではアップテンポな曲調に合わせて激しいステップを披露した。さらに、フィナーレでは華麗な４回転トゥループを決め、会場のファンを沸かせた。
  　演技前には会場アナウンスに読み上げられたコメントでは、昨シーズンについて「なかなか思うような演技ができず苦しいシーズンを過ごしました」と回顧。「様々な変化を乗り越えて迎えた今シーズン、自分がどのように変わり、どのように成長できたかを、スケートを通じてみなさまに感じてもらえたらうれしく思います」とコメントした。

　また、「新しい年を迎え、またこうしてみなさまの前で演技することができ、大変うれしく思います」と心境を表現した宇野。「まだまだ新型コロナウイルスの影響は続いており、不安な毎日を過ごしておられるかと思います」とファンに寄り添い、「今日この場に来て、楽しい気持ちになれた、幸せになれたとみなさまに感じていただけるように頑張ります」とこの日の演技に対し意気込んでいた。

構成●THE DIGEST編集部