専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
eスポーツ

日本発の人気eスポーツタイトル『鉄拳7』。ワールドワイドな広がりを見せる対戦格闘ゲームを紹介!

THE DIGEST編集部

2021.02.05

リアルな格闘技の使い手とフィクション要素の高いキャラクターが同居しているのが『鉄拳』シリーズの特徴のひとつ。

リアルな格闘技の使い手とフィクション要素の高いキャラクターが同居しているのが『鉄拳』シリーズの特徴のひとつ。

 1994年にアーケード向け対戦格闘ゲームとして産声をあげ、2020年には全世界累積販売本数5000万本を突破した『鉄拳』シリーズ。2017年に家庭用(PlayStation 4、Xbox One、PC)で発売された最新ナンバリングタイトル『鉄拳7』は、現在進行形で行われている精力的なゲーム内容のアップデート、世界規模で盛況な競技シーンなどにより、2021年に入っても日本発の人気eスポーツタイトルとして注目を集めている。本記事では2020年11月からシーズン4に突入した『鉄拳7』のゲーム内容と、新型コロナウィルスの影響下においても熱い戦いがくり広げられている国内の競技シーンを紹介する。

●個性豊かなキャラクターとド派手な技の応酬が見どころ

いちゲームタイトルとして『鉄拳7』を見た際、まず印象に残るのは個性豊かなキャラクターたちだろう。シーズン4に入った『鉄拳7』には総勢50体のキャラクターが用意されており、プレイヤーはその中から1体を選択して対戦相手と戦っていく。

 選べるキャラクターの”数”が多いだけでなく、“質”がともなっているのもポイント。格闘ゲームということボクシングや截拳道(ジークンドー)、ムエタイにプロレスなど実際の格闘技をベースに戦うキャラクターが大勢いるのはもちろん、アンドロイドや宇宙忍者、2足歩行で戦うクマやパンダのような動物も用意されているのが『鉄拳』シリーズの伝統となっている。

 また『鉄拳7』に関しては、他作品からのコラボキャラクターが充実しているのも特筆すべき点だ。『鉄拳』シリーズとともに対戦格闘ゲームの歴史を彩ってきた人気格闘ゲーム、『ストリートファイター』シリーズの豪鬼、『餓狼伝説』シリーズ他のギース・ハワードに始まり、大作RPG『ファイナルファンタジー15』からは主人公のノクティスが参戦。さらにコラボ先はゲームタイトルにとどまらず、海外ドラマ『ウォーキング・デッド』からニーガンが”出演”。個性派ぞろいの『鉄拳』キャラクターや上記のコラボキャラクターとタイマンバトルをくり広げている。

 
 そして総勢50名のキャラクターたちには、それぞれ数十から百に迫る技が用意されており、状況に応じて使い分けることで対戦相手の動きを抑制、ガードを崩す、空高く浮かせて空中コンボを決める……といった多彩な攻めが展開可能だ。

 競技シーンではこういった技の使いわけ(技を出さずにガードや回避行動を選ぶことも含む)が重要になってくるのだが、大技には派手なエフェクトや爽快感あふれる打撃音、凝ったカメラによる演出が施されているため、ゲームを始めたてのうちはただ技をヒットさせているだけでもなかなか楽しい。対戦系のゲームの経験がない人も、まずは質の高いグラフィックで描かれたキャラクターを操るアクションゲームとして遊べるはずだ。


  大幅に体力が減少した際のみ放てる、“レイジアーツ”、“レイジドライブ”は高威力かつ演出も派手。
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号