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「しみじみしました」渋野日向子が1年3か月ぶりの観客に笑顔。1アンダーの20位発進【ダイキンオーキッド】

THE DIGEST編集部

2021.03.04

久しぶりに観客前のプレーをした渋野。1アンダーとまずまずの滑り出しとなった。(C)Getty Images

 3月4日、沖縄県・琉球ゴルフ倶楽部にてJLPGAツアー2021年初戦『ダイキンオーキッドレディス』が開幕した。今大会初出場となった渋野日向子は、初日を1アンダーでホールアウト。首位の西郷真央とは7打差の20位タイにつけている。

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 2019年最終戦以来、1年3か月ぶりに観客を動員して開催となった今大会。爽やかな青いウェア姿で登場した渋野は、3番で2021年初のバーディを奪取すると、9番でボギーをたたいてイーブンで折り返す。後半は10、15番でバーディを重ね、最終ホールでボギー。3バーディ、2ボギーの「71」で第1ラウンドを終えた。
 
 オンライン会見では「朝からチーピン打ってどうなるかと思ったけど、アンダーで回ってこれたので、良かった」と振り返った渋野。観客の前でプレーした感想については「久しぶりだったので最後までめちゃくちゃ楽しんでやってました」と笑顔で語り、「小さい言葉で掛けてくださるナイスバーディだったり頑張れだったり、そういうのもすごくしみじみしました」とラウンド中の心境を明かした。

 今年の目標について聞かれると「なかなか口に出すのが難しい」と前置きしたうえで、「目の前のことを必死にやる、やりたいことをやりきるっていうことをこの1年間は頑張っていけたらいいかなと思う」とコメント。午前9時33分よりティオフ予定の明日に向けては、「アンダーで回れたので、とりあえずはこのスコアを落とさないように、自分のやるべきことをしっかりやって、予選通過できるように頑張りたい」と意気込みを示している。

構成●THE DIGEST編集部