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早田ひなが石川佳純との“日本人対決”に勝利。伊藤美誠、木原美悠とともに8強へ【WTTコンテンダードーハ】

THE DIGEST編集部

2021.03.04

石川とフルゲームの熱戦を制した早田(写真)が8強に進出した。(C)Getty Images

 3月4日、卓球の国際大会『WTTコンテンダードーハ』の女子シングルス2回戦が行なわれ、世界ランキング29位の早田ひなは同9位の石川佳純と対戦。ゲームカウント3-2で早田が勝利し、8強進出を決めている。

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 直前まで出場していたTリーグプレーオフファイナルでは、日本生命レッドエルフを3連覇に導き、シーズンMVPにも選ばれた早田。今大会1回戦では、2015年ヨーロッパ選手権覇者のエリザベタ・サマラ(ルーマニア)をフルゲームの末に下し、石川との2回戦へ駒を進めていた。
 
 19年度の『全日本選手権』決勝と同カードになった今回の対決。第1ゲームをデュースの末に早田が先取すると、第2ゲームは石川が0-5からの逆転で返す。その後もゲームを奪い合い、決着は最終ゲームへ。ここでまた早田は開始から5点連取するなど、優位に試合を展開。最後は石川のレシーブがアウトになり、早田が12ー10、9-11、11-7、6-11、11-4で勝利をたぐり寄せた。

 準々決勝で早田と対戦するのは、世界43位のシャン・シャオナ(ドイツ)。その他、女子日本勢は、伊藤美誠がゲームカウント3-0、木原美悠が3-1で準々決勝に進出している。一方、平野美宇はユ・モンユ(シンガポール)に2-3で敗れ、惜しくも8強入りを逃した。

構成●THE DIGEST編集部