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「スイングはまだ50%」渋野日向子は5アンダー発進も満足せず。首位と3打差の4位タイ【Tポイント×ENEOS】

THE DIGEST編集部

2021.03.19

初のホステス大会で上々の滑り出し。渋野は初日を5アンダーでホールアウトした。(C)Getty Images

初のホステス大会で上々の滑り出し。渋野は初日を5アンダーでホールアウトした。(C)Getty Images

 国内女子ツアーの2021年第3戦『Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント』(鹿児島県・鹿児島高牧カントリークラブ)は大会初日が終了。自身初のホステス大会を迎えた渋野日向子は、5アンダー・4位タイの好スタートを切った。

【PHOTO】2021年第3戦に挑む渋野日向子、2020年の厳選ショットを一挙にお届け!

 この日はいきなり2連続バーディを奪う上々の滑り出しを見せ、3番で4メートルのパーパットを外してボギーを叩く。その後パープレーが続いたが、後半は10、13、14、16番と順調にバーディを重ね、終わってみれば6バーディ・1ボギーの「67」でホールアウト。首位と3打差の好位置につけた。
 
 試合後のフラッシュインタビューでは「3試合目にして自分がうまくいったと思うショットが増えた」と語り、笑みを浮かべた渋野。前週の最終日はパットに苦しんだが、今回は「8、9番のバーディパットをショートしてからは強く打たなきゃと思った。後半はしっかりいいパットができていた」と手応えを口にした。

 さらに現在着手しているという“スイング改造”については「すごい難しいと思いながらやっている」と正直な感想を明かし、「試合でできないと意味がないと思うので、いつも以上に強い意志を持ってやっています」と力を込めた。「ロングアイアンの精度が去年まですごく悪かったので、そこをしっかり練習してきていた。今日はそれがちょっとずつできたんじゃないかと思う」と自身の出来を振り返っている。

 それでも渋野にとってスイングの完成度は「50%にも満たない」という。「まだまだ意識しないとできないし、できているか自分でもわからない状態。それをちょっとずつ掴んで、自然に打てるようになりたい」と先を見据えた。

構成●THE DIGEST編集部

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