国内女子ツアー2021年第３戦『Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント』（鹿児島県・鹿児島高牧カントリークラブ）の大会最終日、ホステスプロの渋野日向子はイーブンパーでホールアウト。通算５アンダー・11位タイで大会を終えた。

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　通算５アンダー・15位タイで迎えた最終ラウンドは、３番から連続バーディと好発進。しかし５番でボギー、さらに後半13番ではダブルボギーをたたいて後退する。15番でひとつスコアを返すも、最終ラウンドは３バーディ・１ボギー・１ダブルボギーの「72」でフィニッシュとなった。
  　リモート会見では「結果的に見るとダボがもったいなかったんだなと思うけど、個人的にはすごく収穫のある一日だった。あまり悔いはない」と前向きなコメント。さらに「今日もかなり（風が）強い中だったんですけど、それでもあんまり影響されないようなボールが打てたので、すごくいい一日だった」と苦手とする“風”の中でのプレーに手応えを感じたようだ。

　また、この１週間を「１日目に良いゴルフができていた中で、昨日はなかなか思うようなゴルフができず、最終日は収穫のある一日だった」と総括すると、「今週が一番得たモノが多い１週間だったかなと思う」と自身初のホステス大会を回顧。「ホステスプロって呼ばれたのも初日だけだったので、あとは自然にできたというか、緊張するとか影響はなかった」という。

　前週は「風と友達になれなかった」と悔しさを露わにしていたが、今回は「友達になりかけてた（笑）」と笑顔を見せた渋野。来週は『アクサレディスゴルフトーナメント』に出場し、来月からは米メジャー『ANAインスピレーション』に出場を予定している。

構成●THE DIGEST編集部