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ゴルフ

「絶対勝つぞと思ってる」原英莉花が白いウェアへの“特別な思い”を明かす。首位と3打差・8位の好発進【アクサレディス】

THE DIGEST編集部

2021.03.26

今年ベストスコアの「68」で初日を滑り出した原。(C)Getty Images

今年ベストスコアの「68」で初日を滑り出した原。(C)Getty Images

 3月26日、国内女子ゴルフの2021年第4戦『アクサレディスゴルフトーナメント』が宮崎県・UMKカントリークラブにて開幕。公式戦2勝の原英莉花は初日を4アンダーで回り、首位と3打差・8位タイと好位置につけている。

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 今年出場した3大会では33位タイ、途中棄権、予選落ちと成績が振るわなかった原。この日は1、3番とバーディを奪うと、9番でボギーを打って折り返しを迎える。続く後半は10、13、18番と順調にスコアを伸ばし、この日を5バーディ、1ボギーの「68」でフィニッシュ。今年のベストをマークし、良い形で2日目へと進んだ。

 リモート会見では「1番も10番もバーディスタートができて、前半も後半も流れよく回れた」とラウンドを回顧。しかし、米ツアーに向けて行なっている“クラブの調整”は、まだ途中のようで「なかなか自信を持って振れるクラブが限られていて、ちょうど使うウェッジで思うようなボールが出ていない。ドライバーも含めて意図しないボールが出ているのが悩み」だという。
 
 その中でもこの日のプレーには「この4週間の中でクラブは一番いい状態」と手応えをにじませた原。自身の仕上がり度を「50~60パーセント」と明かすと、「気持ちですね。絶対勝つぞと思って戦っています」と今週の戦いへと力強く意気込んだ。

 今大会、原は特別な思いを胸に戦っている。「大好きだった」という祖母が今週、亡くなり、この日は真っ白なウェアに身を包んでコースに登場。「黒は着たくなかったです、逆に。金属も全部外しています。私の中では精一杯届けたいなと思ってプレーしています」と込められた追悼の気持ちを明かしている。

構成●THE DIGEST編集部

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