専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
ゴルフ

「苦しい一日でした」渋野日向子がアプローチミスに猛省。現在カットラインと1打差【ANAインスピレーション】

THE DIGEST編集部

2021.04.03

今大会から米ツアーに参戦した渋野は予選ラウンドを終え、カットラインとは1打差とギリギリの位置につけている。(C)Getty Images

今大会から米ツアーに参戦した渋野は予選ラウンドを終え、カットラインとは1打差とギリギリの位置につけている。(C)Getty Images

 現地4月2日、女子ゴルフの2021年海外メジャー第1戦『ANAインスピレーション』(米カリフォルニア州ミッション・ヒルズCC)は大会2日目を迎え、イーブンパーの49位からスタートした渋野日向子は2つスコアを落とし、通算2オーバーでホールアウトした。

 この日は2番パー5で5メートルのパットを沈めてバーディを先行。しかし4番でボギーをたたくと、その後7、8番ではいずれもアプローチにミスが出て連続ボギーを喫する。後半は12番パー4でバーディを返したものの、16番で再びボギーをたたき、この日は2バーディ、4ボギーの「74」でフィニッシュ。現在暫定72位タイとカットラインに1打届いておらず、予選通過は後続の結果次第となる。
 
 ラウンド後のインタビューでは「ショットが良かった中、アプローチでミスをしてしまって、パーパットを外してというのがかなり多かった。こういう結果になってちょっと悔しい」と心境を表現。今日の内容に関しては「アプローチがダメダメだった」としたうえで、「もう少しいろんな攻め方はあったと思うんですけど、もっと勉強していかなきゃいけない」と反省を口にした。

 終盤には強い風が吹く難しいコンディションの中で耐えるゴルフが続いたが、「チャンスをつけようのない難しさというか。まだ私には難しいなと思いました」とコメント。「16番のパーパットを外したときは、17、18番のどっちかでとるぞと思ってやっていたんですけど、なかなかうまくはいかないなと思いながら…。苦しい一日でした」と振り返っている。

 予選ラウンド2日間を終え、「この結果に関しては悔しいところはあるんですけど、ひとつひとつ内容を考えていくと、日本に比べたら成長しているところもあった」と前を向いた渋野。「約2、3か月間はアメリカツアーで戦えると思うので、アメリカにいる間はもっと練習していかなきゃなと思う」と今後の戦いへ気を引き締めた。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】今年初の海外メジャーに挑戦する渋野日向子!2020年の厳選ショットを一挙にお届け!

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号