現地４月３日、女子ゴルフの2021年海外メジャー第１戦『ANAインスピレーション』（米カリフォルニア州ミッション・ヒルズCC）は大会３日目の競技が終了。河本結はスコアを３つ落とし、通算１アンダーの39位タイとしている。

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　予選２日間を「71」「69」で回り、12位タイと好位置で決勝ラウンドを迎えた河本。さらなる上位進出を期した第３ラウンドは、２番でバーディと上々の発進を切る。しかし４番でボギーをたたくと、後半は17番のダブルボギーなど終盤に崩れてホールアウト。この日のスコアは２バーディ、３ボギー、１ダブルボギーの「75」となった。

　ラウンド後のインタビューでは「前半の途中からプレーペースを気にしてしまって全然集中できなかったので、そこはまだまだ未熟だなと思いました」とコメント。終盤の失速については「16番はティショットと風読みのミスから、17番は自分の実力不足でバンカーから寄せきれなかったので、それはやっちゃいけないミスをしてしまった」と悔やんだ。
  　さらに、今日のラウンドを「全体的にチャンスも少なくて、ティショットもフェアウェイへ打つことが少なかったので、ティショットを反省したいなと思います」と振り返ると、午前からのプレーが予想される最終日へ向けては「風が穏やかな時間にできると思うのでスコアを伸ばして終われるように一生懸命頑張りたい」と気持ちを切り替えている。

　また、河本と同スコアからスタートした笹生優花はこの日、１バーディ、４ボギー、１ダブルボギーの「77」と崩れ、53位タイへ後退。通算イーブンパー・44位タイから出た畑岡奈紗は、３バーディ、３ボギー、１ダブルボギーの「74」でプレーし、61位タイで最終日を迎える。

　今大会には日本から７名の選手が出場。渋野日向子、原英莉花、上原彩子、野村敏京は予選落ちとなっている。

構成●THE DIGEST編集部