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バレーボール

石川祐希のミラノ、ストレート勝ちでプレーオフ準決勝進出が決定!1位通過に向けて次戦は先発濃厚

THE DIGEST編集部

2021.04.13

日本時間4月16日のNBVヴェローナ戦では、石川が先発する見込みだ。(C)Powervolley Milano

日本時間4月16日のNBVヴェローナ戦では、石川が先発する見込みだ。(C)Powervolley Milano

 現地時間4月12日、イタリア男子バレーボールのセリエA、2020-21シーズンのプレーオフ5位決定戦ラウンドロビン第5戦が行なわれ、日本代表の石川祐希が所属するパワーバレー・ミラノはホームでコンサル・ラヴェンナにセットカウント3-0(25-19、25-23、25-18)で勝利した。

 このホーム戦は本拠地アリアンツ・クラウドがスポーツイベント開催準備のため、ミラノ市内にあるイタリアバレーボール協会が使用する同競技に特化した施設パヴェシ・センターで開催された。

 ミラノはコンディション調整を念頭に主力の石川、主将マッテオ・ピアノ(イタリア)とティーネ・ウルナウト(スロベニア)をベンチに置いて試合をスタート。第1セットを危なげなく奪うと、20代前半の若手選手を中心にメンバーを組んだラヴェンナの意気盛んな攻守に手こずりながら、終盤の混戦を石川に代わって先発出場したルカ・バシッチ(フランス)の2連続得点で制して2セット目を連取する。
 
 迎えた第3セット中盤には、石川がロベルト・ピアッツア監督に呼ばれ途中出場に期待がかかったが、ミラノはエースの手を借りることなくラヴェンナを大きく引き離して5位決定戦初のストレート勝利で5連勝目をマークした。

 勝ち点を「13」に伸ばして単独首位をキープしたミラノは、残り2試合で勝ち点を逃した場合でも、獲得セット数で他のライバルチームを上回るため、2位以上で準決勝進出することが確定した。

 なお、日本時間4月22日と25日に予定されている準決勝と決勝は、1試合で勝敗を決めるノックダウン方式で欧州大会(CEVチャレンジ・カップ)への出場権を争う。

 現地イタリアの実況は、1位通過に向けて勝ち点獲得が重要な次戦で、チームの要である石川の先発出場を予想。ミラノは日本時間4月16日午前2時開始予定の第6戦で全8チーム中7位に沈むNBVヴェローナとホーム戦に臨む。(会場は今回と同じくパヴェシ・センター)

構成●THE DIGEST編集部

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