ゴルフ

「凄いことをしたんだなと…」松山英樹、メジャー制覇の偉業を帰国後に実感! グリーンジャケットは「常に持ち歩きます」

THE DIGEST編集部

2021.04.14

13日に帰国した松山がオンライン会見に臨んだ。

 男子ゴルフ4大メジャー大会のひとつ『マスターズ』で、日本人選手初となるメジャー制覇を果たした松山英樹がオンライン会見に臨み、優勝者の証であるグリーンジャケット姿で登場した。

 前日に帰国した松山は、「日本に帰ってきてからいろんなニュースを見るたびに、凄いことしたんだなと実感してます」と喜びを口にした。ゴルファーの憧れであるグリーンジャケットを手にして、「本当にこれを着れる日本人は初めてだと思いますし、そのことが凄く嬉しい」と感慨を明かし、今後は「常に持ち歩こうとは思ってます」と話した。

 2位と4打差の首位でスタートした最終日は「1番ホールから最終ホールまでずーっと緊張しっぱなしだった」と振り返る。前半は3バーディ・1ボギーも、後半はボギーを重ねる苦しい展開。「リードが一気になくなる瞬間は凄くしんどかった」と本音を漏らし、それでも「リードしてるんだ」と自身を鼓舞しながら、最後まで戦い抜いたという。
 
 最後の18番をボギーで締め、2位と1打差でなんとか逃げ切った。松山は「最後ガッツポーズできなかったので、あんまりかっこ良くないですけど」と悔しさを滲ませつつ、「僕がタイガー(・ウッズ)のようになりたいと思った感情が、子どもたちにも僕みたいになりたいと思ってくれればすごく嬉しい」と語り、笑顔を見せた。

 今夏開催予定の東京五輪に向けては「金メダルに向けてしっかりと頑張りたい」と意気込んだ。五輪本大会を睨みながら、米ツアーで好調さをキープできるか。次戦は5月の『ウェルズファーゴチャンピオンシップ』、あるいは『AT&Tバイロンネルソン』への出場を予定されている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】松山英樹が悲願のメジャー初制覇を決めた瞬間!
 
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