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格闘技・プロレス

藤波辰爾のドラディションで一世風靡の“魔界倶楽部”が復活!デビュー30周年の長井満也は「総裁に喜んでもらいたい…」

THE DIGEST編集部

2021.04.15

幾多の勝負をくぐり抜け、デビュー30周年を迎えた長井は、“魔界倶楽部”の一員としてリングに立つ。

幾多の勝負をくぐり抜け、デビュー30周年を迎えた長井は、“魔界倶楽部”の一員としてリングに立つ。

 4月16日、今年でデビュー50周年を迎えるプロレス界のリビングレジェンド、“炎の飛龍”こと藤波辰爾が主宰する団体「ドラディション」が、所属する長井満也のデビュー30周年記念興行を後楽園ホールで開催する。

 メインイベントでは、藤波、越中詩郎、高岩竜一の元新日本プロレストリオが、長井、村上和成、魔界2号のかつて新日本マットで一世を風靡した魔界倶楽部と対戦が決定している。

 第2次UWF、リングスを経て、全日本プロレスから新日本に戦場を移し、魔界倶楽部の魔界5号として、新日本本隊と抗争を繰り広げた長井。自らマスクを脱いだ後も2006年まで新日本に所属して、フリー期間を経てから新日本を退団した藤波と合流し、現在に至っているだけに、新日本や魔界倶楽部への思い入れは強いようだ。
 
 そんな長井は、「ドラディション のリングでいつか魔界倶楽部を再結成したいという考えは数年前から持っていました。その中で数名の選手が、リタイアして行き現役で活動しているのは、村上選手、魔界2号の筑前選手、長井の3人だけになりました」と自身の心境を明かした。

 さらに「自分の30周年の記念試合が、魔界倶楽部再結成の最後のチャンスだと思い今回、藤波さんに相談させてもらいました。4月16日は天国からきっと見てくれている星野総裁に喜んでもらえるように、ビッシビシ行きます」と総裁として魔界倶楽部を率いていた故・星野勘太郎さんへの思いも胸に記念マッチのリングに上がる。

 なお、藤波は1年間かけて全国で50周年記念ツアーを開催する予定だ。

取材・文●どら増田

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