米国女子ツアー「ロッテ選手権」（米ハワイ州・カポレイGC）は予選ラウンド２日間の競技を終え、初出場の19歳・笹生優花が連日の「64」をマーク。通算16アンダーとし、堂々の単独首位で決勝ラウンドへ進んだ。

【動画】単独首位で決勝Rに進む笹生！10m以上のロングパットを沈めた16番のプレー映像

　午後組の笹生がスタートする前、リーダーボードの頂点にいたのは米ツアー通算15勝のリディア・コ（ニュージーランド）だった。２週前の海外メジャー『ANAインスピレーション』で最終日に「62」を出した元世界１位は、この日も「63」というビックスコアをマーク。通算14アンダーとしていたが、その後、笹生に抜かれる形となった。

　この結果を受けて　米ゴルフメディアの『Golfweek』は、「リディア・コが63を記録するも、19歳のユカ・サソウが36ホールを終えてリードを奪う」との見出しで活躍を取り上げている。
  　記事内では、コの好調ぶりと第２ラウンドの内容を説明したうえで、「しかしその数時間後、ユカ・サソウがハワイのカポレイGCで注目をさらった」と言及。さらに10メートル以上のロングパットを決めた16番で「完全にリードを奪った」と伝えると、会心のプレーを続ける笹生について「LPGAでの初勝利を求めている」と表現した。

　笹生の第３ラウンドは午後１時１分（日本時間17日午前８時１分）にスタート予定。はたして決勝ではどんなゴルフを見せてくれるのか。今後のプレーに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部