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ゴルフ

「本能でやっただけ」松山英樹のキャディが話題の“お辞儀シーン”を明かす!「反響に本当に驚いてる」

THE DIGEST編集部

2021.04.24

アジア人初の快挙を成し遂げグリーンジャケットを着る松山(右)と、それを支えた早藤キャディ(左)。(C)Getty Images

アジア人初の快挙を成し遂げグリーンジャケットを着る松山(右)と、それを支えた早藤キャディ(左)。(C)Getty Images

 男子ゴルフの海外メジャー『マスターズ』で優勝を飾った松山英樹。アジア人初の偉業は、日本中を歓喜の渦に包み、現地アメリカをはじめ世界中からも称賛の声が尽きない。

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 その中で、松山を支えた早藤将太キャディの紳士的な振る舞いにも注目が集まった。松山が優勝を決め、ギャラリーで拍手が沸き起こる中、早藤キャディはカップにピンを戻し、被っていた帽子を取ってコースに向け“お辞儀”をしたのだ。

 同シーンはSNSを介してすぐさま世界中に拡散され話題となった。米最大のスポーツ専門放送局『ESPN』が同シーンの動画を投稿すると1万を超えるリツイート。また記者のショーン・ザック氏が“お辞儀”の瞬間の写真をアップすると、これには10万以上の「いいね!」が集められる反響ぶりを見せた。

 米国のゴルフ専門メディア『Golf.com』では「2021年のマスターズを象徴するイメージは、間違いなくショウタ・ハヤフジの行動だ」と綴り、早藤キャディのインタビューを掲載した。
 
 早藤キャディは「感謝の気持ちでコースにお辞儀をした。考えてやったことではなく、本能でやっただけ」と当時を振り返る。とはいえ、この本能の行動には世界中のゴルフファンに留まらず、世界のトッププレイヤーも賛辞を贈っている。元世界ランク1位のルーク・ドナルドは、この行動を「気に入ったよ」と言い、イングランドのプロゴルファー、エディ・ペパレルは「素晴らしい」と伝えている。

 早藤キャディは「このような反響に本当に驚いてる」と、咄嗟に出た自身の行動に対する反響の大きさに驚きを隠せないようだ。言うまでもなく松山のプレーは素晴らしかったが、国やスポーツを越え“感謝”の気持ちを伝えた早藤キャディの行動もまた語り継がれるだろう。

構成●THE DIGEST編集部
 
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