ロシアの妖精が19歳の誕生日を迎えた。フィギュアスケートの現五輪女王、アリーナ・ザギトワだ。

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　５月18日は、一日を通して公式インスタグラム（ストーリーを含む）を頻繁に更新。自宅で豪華にデコレーションされたパーティの模様や、友人や著名人からのお祝いメッセージなど随時紹介しては感謝の意を示し、ゴージャスなバースデイを満喫したようだ。そして夜には慌ただしく空港へ移動し、機上のひととなった。向かった行き先とは──。

　いろんな素顔を見せたザギトワだが、ひときわ大きな反響を呼んだのがひとつの動画だ。自宅で撮影されたもので、胸元が強調された黒タンクトップの上に白ブラウスを羽織り、悩ましげな表情で頬杖をつくなど、かなりアダルトな雰囲気を醸し出している。

　ファンからは誕生日のセレブレーションのほか、「マジで色っぽい！」「また大人の魅力が増したね」「完璧なルックス」「何度も再生しました」「問答無用の美がここに！」「どんどん綺麗になっていくね」などなど賛辞が相次ぎ、コメント欄を賑わせている。
  　さて、ザギトワが降り立ったのはどこだったか。ほかでもない、日本である。飛行機内でクマのぬいぐるみを抱っこした画像を投稿し、日本語で「こんにちは、日本！ 日本にまた戻ってくるという私の夢が叶いました。コロナ禍で様々な条件があり、厳しい状況ですが、日本の皆さんのところに戻ってこれて嬉しいです」と綴った。

　来日の目的は、特別出演した日本とロシアの共作映画「ハチとパルマの物語」の公開イベントに招待されたためだ。５月28日から全国公開される同映画のPRを兼ねて、秋田犬保存会が本拠地を置く秋田県大館市などに足を運ぶ。３年前の５月にザギトワは保存会から秋田犬の雌「マサル」を贈られ、いつかはお礼を込めて大館市を訪問したいと希望していた。その願いがついに叶ったのである。映画のストーリーはまさにロシア版の「忠犬ハチ公」だという。

　映画の舞台あいさつに立つほか、無観客でのアイスショーも予定されている。どんな演目かはシークレットで、のちに録画で一般公開される予定だ。同市の観光課によると、来日から大館市訪問、そして帰国に至るまで、万全の新型コロナウイルス対策が施される。これからの数日間の隔離期間で、インスタ上になにかしらの近況をアップしてくれるかも!?

構成●THE DIGEST編集部

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