バレーボール

中国&韓国撃破の立役者・石川真佑にVNL公式サイトが注目!「高みを目指すため欠かせない存在だ」【女子バレー】

THE DIGEST編集部

2021.05.28

173センチの身長で世界と対等に戦う石川。今大会も随所で力強いプレーを光らせている。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 現地時間5月25日から始まった「FIVBネーションズリーグ2021」で、開幕から3連勝を挙げ好調な女子日本代表。同大会公式サイトが躍動する「火の鳥NIPPON」のアウトサイドヒッター、石川真佑(東レ)を"注目選手"としてトップページで紹介している。

【動画】驚異の粘りで韓国を圧倒!第3セットで見せた日本代表の好プレーをチェック

 第1週目のタイ、中国、韓国とのアジア対決3連戦をすべてストレート勝ちで制して好調な滑り出しを見せている日本。同公式サイトは世界ランク1位中国を完封した試合で最多20得点を挙げた石川にスポットライトを当てた。

 男子日本代表のエースで新主将の石川祐希(パワーバレー・ミラノ)を兄に持つ21歳を、同サイトは「今大会と東京五輪で、日本代表がさらなる高みを目指すため欠かせない存在」と冒頭で紹介。"トップスコアラー"のタイトルで石川の中国戦での得点シーン動画を一緒に公開している。
 
 また、石川の球歴についてもクローズアップ。複数回にわたる中学・高校時代の全国制覇に加え、U-20世界選手権の全勝優勝&MVP獲得、さらにB代表として出場したアジア選手権2連覇&MVPについて説明し、フル代表初選出から5位入賞に貢献したワールドカップでの鮮烈なデビューを振り返った。

 石川はこの記事が公開された翌日の韓国戦で第3セットに日本が最多6点のビハインドを負うと、スピードとテクニックを兼ね備えたスパイクや得点につなげる守備で流れを引き寄せて逆転劇を演出。18得点(アタック17、エース1)を記録する頼もしいパフォーマンスで、自身への関心の高さにしっかりと応えた。

 世界トッププレーヤーへの仲間入りを目指して着実に前進する兄に続き、成長が楽しみな石川。この国際大会はもとより、東京オリンピックでのニューヒロインの大暴れを多くの人が期待していることだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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