専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
ゴルフ

五輪代表争いは「気にしてない」稲見萌寧が“3日間ノーボギー”で今年6勝目へ王手!【サントリーレディス】

THE DIGEST編集部

2021.06.12

初日からバーディラッシュを続ける稲見。2位に4打差をつけて最終日へ進む。(C)Getty Images

初日からバーディラッシュを続ける稲見。2位に4打差をつけて最終日へ進む。(C)Getty Images

 6月12日、国内女子ツアー『宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』(兵庫県/六甲国際ゴルフ倶楽部)は3日目の競技を終了。単独首位から出た稲見萌寧が通算16アンダーにスコアを伸ばし、2位との差をスタート前の2打から4打へと広げている。

【画像】稲見が単独首位キープ…JLPGAが公開した3日目のフォトギャラリーをチェック

 予選2日間をノーボギーの「66」「68」で回った稲見は、この日も勢いが止まらなかった。前半の3、5番でバーディを奪って折り返すと、後半は10、12、13、17番でスコアを伸ばしてホールアウト。ボギーをたたくことなく6バーディの「66」で第3ラウンドを終え、ツアー初の“4日間ノーボギーV”へ王手をかけた。
 
 ラウンド後の会見には、ゴルフの出来について「私の中では後半にちょっとショットが荒れた」としながらも、「その中でもうまく最低限のところにつけらたりとか、それを決められたというのは良かった」と内容を総括。また、今大会のノーボギーに対して思いを「なるべく打ちたくないのもそうですし、2日間打っていないというので今日もまた頑張ろうと思っていた」と明かしている。

 現在、五輪出場圏内の日本勢2番手に位置している稲見だが、代表権争いについては「全然気にしていない。そこを考えてもしょうがないので自分のゴルフを頑張れれば」と冷静にコメント。最終日に向けては「もちろんノーボギーで上がれたらいいなと思うんですけど、そこをあんまり考え過ぎても仕方ないなので、少しでも伸ばせるように意識を向けて頑張っていきたい」と意気込んだ。

 4打差の2位には木村彩子、青木瀬令奈、西郷真央、西村優菜が並び、5打差からは岡山絵里、山下美夢有が追う展開だ。稲見と日本勢2番手を争う古江彩佳は10アンダー・8位タイ、賞金ランキング1位の小祝さくらは大里桃子と並んで8アンダー・15位タイで最終日へ進んでいる。

構成●THE DIGEST編集部
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号