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「ホスト国に叩きのめされた!」ソフト日本の8-1圧勝発進に豪州メディアは脱帽!「39歳になるエースも見事」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.21

ソフトボール開幕戦で力投を披露した上野。5回1/3を1失点で凌ぎ、勝利投手に。(C)Getty Images

ソフトボール開幕戦で力投を披露した上野。5回1/3を1失点で凌ぎ、勝利投手に。(C)Getty Images

 東京五輪・全競技の先頭を切って、7月21日午前にソフトボールが開幕した。その大事な初戦でオーストラリアを向こうに回した日本は、8-1の5回コールド勝ち。これ以上ない好スタートを飾った。
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 日本は不動のエース、上野由岐子が先発。いきなり1回表に制球を乱して押し出し死球を与え、先制を許してしまう。しかしその裏にすぐさまチームが同点に追いつくと、上野もじわじわと調子を上げてペースは日本へ。内藤実徳、藤田倭、山本優にそれぞれ2ランが飛び出すホームラン攻勢で、7点差をつけてコールド勝ちを確定させた。上野は終わってみれば7奪三振の力投で、5回1/3を1点に封じ込んだ。

 まさかの大敗に驚きを隠せないのが、オーストラリアの地元メディアだ。スポーツ専門局『Fox Sports Australia』は「びっくり仰天の結末! オーストラリアが開幕戦でホスト国に叩きのめされる」と銘打ち、母国代表チームの惨敗を伝えた。

「福島の会場では試合前にAC/DCの『Thunderstruck』が流れていたが、まさに雷に打たれたような驚きの展開となった。幸先良くウエノの不調から1点を奪ったものの、すぐさま同点にされると3本のホームランで一気に突き放される。我々の投手陣はもっと変化球にバリエーションをもたせるべきだった」
 
 日本のエース上野については、「明日木曜日に39歳となるウエノは見事なピッチングだった。次のフランス五輪でふたたびソフトボールは除外されるため、どこかウエノの“サヨナラ大会”のムードがある」と評した。

 そして最後には、無観客試合に苦言も。「感染拡大を理由に、福島での試合も他の五輪競技と同じくドアは閉じられた。まったくもって、大変残念である」と記した。

構成●THE DIGEST編集部

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