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「東京、ありがとう!」英コメンテーターたちが17日の来日生活を振り返る「たくさんのことを学んだ」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.09

無事に閉会式を終えた東京五輪。海外メディアは感慨深げに大会を総括している。(C)Getty Images

 17日間に渡って、熱き戦いが繰り広げられてきた東京オリンピックは、8月8日に行なわれた閉会式を持って、幕を閉じた。

 開会式と同様に無観客のなかで進行した閉会式は、プロジェクションマッピングを利用した鮮やかな演出に加え、次回開催都市となるパリへ五輪旗の継承も実施。無事に全ての行程を終えた。

 今大会は新型コロナウイルスの感染拡大によって、選手や大会関係者、そしてメディアの人間も過去にないほど緊張感があった。それだけに何事もなく17日間を終えられたことに安堵する人々も少なくない。元女子自転車競技の金メダリストであるジョアンナ・ロウセルさんもその一人だ。

 欧州メディア『EURO Sport』のコメンテーターとして来日していた彼女は、自身のツイッターで、東京での日々について、「とても光栄だった」と振り返っている。

「選手たちの素晴らしいパフォーマンスについてコメントすることができて、私はとても光栄です。愛すべき時間だったし、たくさんのことを学んだ。とくに壮観なレースを目にした時は、私の感情は完全にジェットコースターに乗ったような感じだった」
 
 また、同じく欧州メディア『EURO Sport』の取材班として参加した陸上三段跳びの元アイルランド代表であるオーラ・チェンナウイさんも、東京への感謝を自身のツイッターで綴っている。

「東京オリンピックは私にとって3回目のオリンピックだった。けど、過去のキャリアと比べても今回は特権だったとハッキリと言えます。素晴らしいチームとともに、この東京でスポーツの美しさを共有できたのは、私の期待よりもはるかに特別な経験になりました。東京、ありがとう」

 期間中も全く問題がなかったわけではない。大会前の問題も含めて、この東京五輪は、ここから精査する必要がある。とはいえ、来日した人たちに充実感を与えられた点は、評価していいはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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