10月13日、ブシロード傘下の女子プロレス団体「スターダム」は、10月17日に後楽園ホールで開幕する『第11回ゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦』の記者会見を行なった。

　恒例のタッグリーグは、各チームが総当たりで対戦。11月14日の後楽園大会で、レッドゴッデスの得点1位とブルーゴッデスの得点１位の優勝決定戦を行なう。

　なお、公式リーグ戦は20分1本勝負で、優勝決定戦は30分1本勝負で敢行。同点の場合は直接対決の勝者が進出し、引き分けだった場合は優勝進出を賭けて再試合とし、勝利の場合には2点、負けは0点、引き分けは1点とするルールも決定している。

　注目はマーベラスの門倉凛が、尊敬してやまないスターダムの“アイコン”岩谷麻優とのタッグでエントリーした点だろう。マーベラスからのスターダム挑戦者に注目が集まるのも無理はない。先月中に行なわれていた最強決定リーグ戦『5★STAR GP 2021』に“エース”の彩羽匠が参戦していた。
  　彩羽は10月9日の大阪城ホール大会で敗れはしたものの、林下詩美が保持している「赤いベルト」こと、ワールド・オブ・スターダム王座の挑戦権を得るなど、インパクトを残していた。それだけに同じ長与千種イズムを持っている門倉の試合にも期待が高まるところなのだ。

　門倉もやる気は満々だ。会見で岩谷の紹介を受けて登場すると、「麻優さんとタッグリーグ出場するからには、やっぱりしっかりと結果を残していきたいなと思います。そして麻優さんに門倉凛でよかったと思ってもらえるようなタッグパートナーになりたいと思います。よろしくお願いします」と意気込みを語った。

　一方の岩谷も「やっぱ、ずっと岩谷麻優のことを好きでいてくれる凛選手と闘いながら組みながらいろんなことをね、気持ちから、技から、なにから、全部まで伝授したいと思います」と語り、「このチームでいっぱい成長して、タッグのチャンピオンになってベルトを目指していきたいと思います。よろしくお願いします」とベルトを奪取を誓った。

参加チームは以下の通り。

【レッドゴッデス】
◆林下詩美＆上谷沙弥（クイーンズクエスト）＜AphroditE＞
◆ひめか＆なつぽい（ドンナ・デル・モンド）＜ひめぽい’21＞
◆葉月（所属未定）＆コグマ（STARS）＜FWC＞
◆ウナギ・サヤカ＆桜井まい（コズミックエンジェルス）＜お前がウナギで、お前がパンで＞
◆鹿島沙希＆フキゲンです★（大江戸隊）
◆羽南（STARS）＆吏南（大江戸隊）
 
【ブルーゴッデス】
◆渡辺桃＆AZM（クイーンズクエスト）＜MOMOAZ＞
◆朱里＆舞華（ドンナ・デル・モンド）＜ポニーテールと武士道＞
◆中野たむ＆白川未奈（コズミックエンジェルス）＜DREAM H＞
◆岩谷麻優（STARS）＆門倉凛（マーベラス）＜Blue MaRine＞
◆スターライト・キッド＆琉悪夏（大江戸隊）＜黒虎怪童＞
◆レディ・C（新人）＆月山和香（コズミックエンジェルス）＜C Moon＞

文●どら増田