10月18日、スマイルクイーンこと韓国出身の女子プロゴルファー、キム・ハヌルが「15年間プレーしてきましたが、現役引退することにいたしました」と発表した。

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　国内メジャー２勝・ツアー通算６勝の32歳は、10月21～24日に行なわれる『NOBUTA GROUP マスターズGC レディース』を最後に現役を退くことを決断。自身のインスタグラム（@haneulkim1217）で「日本での７年間、皆さんに愛されて素敵な思い出でいっぱいです。嬉しい時も辛い時もありましたが、みなさんの温かい応援のおかげで、耐えることができました。いつも感謝してます」と綴った。

　2006年に韓国でプロデビューを果たし、11年から２年連続賞金女王に輝いたキム・ハヌルが、日本ツアーに本格参戦したのは15年からだ。「ツアー生活の間サポートしてくれた全てのスタッフ、ツアー関係者の皆さん、様々なスポンサーの方々にも感謝します」と述べた上で、「私はこれからツアー選手でなくなりますが、他の場所でたくさん会えるように頑張ります」とセカンドキャリアへの意気込みを語った。
  　この引退には日韓のプロゴルファーらが多数反応。上田桃子は「ハヌルー、チンチャサランヘヨ（本当に愛してる）!!最後の週が１番楽しかったっていう終わり方が出来ますように」と記すと、成田美寿々は「悲しすぎる…だーーーいすきなハヌル。マスターズ行けないからお別れも出できない」と嘆いた。

　笠りつ子は「ハヌル、ロス」、有村智恵は「寂しくなるけど、どこにいてもどんな時でも大好きだよ」、宮里藍さんは「本当に寂しいけど、でもこれからのハヌルの人生を応援しているよー！！」とそれぞれが声を掛けた。また韓国出身の選手らも続々と惜別のコメント。同い年のイ・ボミは、「お疲れ様でした」と労い、ユン・チェヨンは「そんな…、一緒に笑ったりおしゃべりしたのが懐かしい」と回顧した。

　今年前半はベスト10入りが２度あるも、ここ10戦で６度予選落ちを喫しているキム・ハヌル。最後にどの様なパフォーマンスを見せてくれるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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