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「なんて特別な瞬間だ!」“有終の美”を飾った村上茉愛に海外から労いの声!「一生の思い出に残るだろう」

THE DIGEST編集部

2021.10.25

現役最後の大会で世界女王に返り咲いた村上。“有終の美”に海外からも反応が相次いでいる。(C)Getty Images

現役最後の大会で世界女王に返り咲いた村上。“有終の美”に海外からも反応が相次いでいる。(C)Getty Images

 日本のエースへ労いの声が寄せられている。

【動画】現役生活に終止符を打った村上、銅メダルを獲得した東京五輪でのゆか演技をプレーバック!

 体操世界選手権(福岡県/北九市立総合体育館)は大会最終日の10月24日、種目別決勝の女子ゆか運動を実施。14.066点をマークした村上茉愛がアンジェリーナ・メルニコワ(RGF=ロシア連盟)を0.066点差で抑え、2017年大会以来2度目の“世界女王”に返り咲いた。

 母の英子さんが見守るなか、日本のエースが躍動した。演技冒頭でH難度の大技「シリバス」(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり)を成功させると、最後は「後方屈身2回宙返り」の着地をまとめてフィニッシュ。迫真の演技を見せつけ、優勝インタビューでは今大会での現役引退を表明した。
 
 米専門誌『Inside Gymnastics』の公式Twitterは、実際の映像をアップロードするとともに「なんて特別な瞬間だ!」と興奮気味に反応。「最後の競技となったマイ・ムラカミが、母国の観衆の前で金メダルを手にした。そして、その瞬間を母と共有したのだ」と様子を伝えている。

 さらに、元体操選手で『ESPN』や『SEC Network』のコメンテーターを務めるキャシー・ジョンソン氏は、「非常に美しい瞬間であり、一生の思い出に残るものだと思う。マイ・ムラカミ、おめでとう。多くの愛と称賛を込めて。特に母にとっては素敵なギフトだね!」とメッセージを送っている。

 表彰では涙を溢れさせるシーンもあったが、清々しい表情で現役生活にピリオドを打った村上。はたして日本の女子体操界を引っ張ってきた25歳は、今後どのような活動をしていくのか。第二の人生にも期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】日本女子体操57年ぶりの快挙!体操種目別ゆかで銅メダルに輝いた村上茉愛の可憐な演技を厳選ショットで振り返る!
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