10月29日、女子ゴルフの国内ツアー『樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント』（埼玉県／武蔵丘ゴルフコース）が開幕し、注目の渋野日向子は第１ラウンドを３アンダーでホールアウト。首位と１打差の３位タイで滑り出している。

　前週は９試合ぶりの予選落ちを喫した渋野。風が吹く難コンディションの中、この日は出だしから２連続バーディで飛び出すと、ボギー、バーディ、ボギー、ボギーと出入りの激しい展開に。その後は８、11、18番でスコアを伸ばし、６バーディ・３ボギーの「69」と上々のスコアで初日を終えた。
  　ラウンドをともにした勝みなみ、西郷真央も同じくバーディ締めとなり、これには渋野も「３人ともいい上がり方だったので、明日へ繋がる終わり方だったと思います」と笑顔でコメント。ショットに関しては「風に負けて外れてしまうというのが前半にあったんですけど、後半は12番以外なんとか耐えたかなと言う感じ」と振り返っている。

　また、前半では３つのボギーを喫したが、「もうカチンとなった瞬間にボギーが止まらないコースの難しさなので、どれだけ自分を冷静に抑えて次に切り替えていけるかというのを今週は考えてやっている」という渋野。５、６番の連続ボギーに対しても「カチンとは来ていなかったのでコントロールできていたと思う」と精神面が充実している様子だ。

構成●THE DIGEST編集部

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