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格闘技・プロレス

葉月&コグマがタッグリーグ優勝制覇!「朱里&ジュリアのベルトに挑戦したい」と新たなる野望を叫ぶ【スターダム】

THE DIGEST編集部

2021.11.15

リングで笑みを浮かべる葉月(左)とコグマ(右)。両者はすでに新たな野望を叫んだ。(C)Getty Images

リングで笑みを浮かべる葉月(左)とコグマ(右)。両者はすでに新たな野望を叫んだ。(C)Getty Images

 11月14日、ブシロード傘下の女子プロレス団体「スターダム」は、後楽園ホールで、タッグの祭典『第11回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦~』最終戦を開催した。

 レッドゴッデス側は、同勝点で並んだ林下詩美&上谷沙弥との争いを制した葉月&コグマが決勝進出。一方、ブルーゴッデス側はセミファイナルで、渡辺桃&AZMが岩谷麻優&門倉凛を破って決勝進出を果たした。

 注目の決勝は粘る桃&AZMを葉月が分断すると、コグマがジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪取。出戻り同期コンビであるFWCが見事に初優勝を飾った。

 試合後、葉月は「後楽園のみなさん! 先月言った言葉、覚えてますか。私たちがこの後楽園ホールでタッグリーグ優勝する。2021年、MOMOAZを倒してFWC、私たちが優勝しましたー!」と絶叫し、「この勢いのまま、ゴッデスのベルトに挑戦したいと思います!」と朱里&ジュリアが保持しているタッグのゴッデス王座獲りを宣言した。

 一方のコグマも「きょう、私はAZMに勝った。これで、ハイスピードのベルトもすごく近いものになったんじゃないかなって思います。そして、もちろんゴッデス、取ろう。私はハイスピードとゴッデス、2つ取って、二冠王に返り咲きたいと思います」とスターライト・キッドが保持しているハイスピード王座にも狙いを定めた。
 
 バックステージでも優勝タッグは饒舌だった。葉月が「出戻り組みだのどうのこうの言われてますけど、これが私たちの出した結果です。タッグリーグ優勝し、次、朱里&ジュリアの持ってるゴッデス。リング上でも言いましたけど、挑戦させてもらいたいと思います」と語ると、コグマが「いやもう、獲る。獲る勢いで」と続いた。

 さらに葉月が「ジュリアにはキッチリケガを治してもらって、私はジュリアに借りっていうのがあるんでね。そこでキッチリ返したいなと思います」と話し、タッグへの想いを打ち明けた。

「組んでる最初も、相手がやりたいことをわかってくれるなと思いましたけど、組むにつれてタッグ力は上がったのかなと。その結果がタッグリーグ優勝なのかなと。私自身、STARSに入ったからといって何も変わってないですし、そこは変わろうとも思わないです」

 首の負傷により欠場中のジュリアが復帰次第、FWCがゴッデス王座に挑戦するのは間違いないだろう。両者ともブランクを感じさせないコンディションをキープしているだけに、ベルト獲りも決して夢ではない。

◆スターダム◆
『第11回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦~』
2021年11月14日
東京・後楽園ホール
観衆 725人(超満員札止め/コロナ対策限定人数)
▼『第11回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦~』優勝決定戦(30分1本勝負)
【レッドゴッデス1位】葉月&○コグマ(15分28秒 ジャーマンスープレックスホールド)渡辺桃&AZM●【ブルーゴッデス1位】
※葉月&コグマが優勝。

文●どら増田

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