現地時間12月４日、米コロラド州のスティームボートスプリングズでフリースタイルスキー・ビッグエアのワールドカップ今季最終戦の決勝が行なわれた。米国生まれの中国人美女スキーヤー、アイリーン・グーが高難度“ダブルコーク1440”を成功させ、合計184.25ポイントで優勝を飾った。同トリックの成功は、女子選手では世界初の快挙だ。

【動画】世界初の快挙！美女スキーヤーの“ダブルコーク1440”をチェック

　米国人の父と中国人の母を持つグーは、2019年１月のワールドカップで初優勝すると、その後も順調に力をつけ、今年３月の世界選手権ではスロープスタイルとハープパイプの２種目で優勝と勢いに乗る。今大会、最初の２本でトップの座を確保。そして最終３本目で、これまで練習してきた“ダブルコーク1440”を繰り出し、見事決めビッグエアで初勝利を果たした。

　試合後、18歳は「（同時間に開催していた）男子のトリックが非常にトリッキーで刺激を受けたので、女性を代表して行なった」と語ったうえで、「次のレベルへさらにステップアップしていきたいと思う」とさらなる高みを見つめている。
  　この活躍に中国メディアは歓喜に沸いている。大手ポータルサイト『搜狐』は、「アイリーン・グーは美しく実力があるから、多くの注目を集められる。彼女の容姿は女優に劣らない。まるで物語に出てくるヒロインのようだ」と称える。

　来年２月に開幕する北京五輪で新種目として追加される同競技。『新浪体育』では「中国チームはこの種目で金メダルを獲得することを期待している」と伝えている。

　実力に加え、美貌も兼ね備える成長著しい18歳のスキーヤー。今後の大会にも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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