バレーボール

高橋藍がイタリアのチームに合流!憧れの石川祐希と同じ舞台に「最高のものを出せる環境」と興奮

THE DIGEST編集部

2021.12.14

憧れの石川を追いイタリアの地に到着した高橋。パドヴァでのプレーを楽しみにしているようだ。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 日の丸を背負う若きバレーボーラーたちが、世界最高峰と呼ばれるイタリアセリエAに相次いで挑戦している。

 東京五輪で代表キャプテンを務めた石川祐希は、パワーバレー・ミラノにて同リーグ7シーズン目をプレー。そして今季からトンノカッリポ・ヴィ―ボバレンティアに西田有志が加入。この2人を追うように高橋藍がキオエネ・パドヴァに途中入団を決めた。

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 東京五輪では、高さある相手にブロックで捕まるなど前衛で苦戦した高橋。大会後には「経験のなさを実感しました」と悔しさを露わにしたうえで、「世界と戦うためにどういうスキルをつけないといけないか。高さに対してどう打つかを考えながら取り組んでいます」と課題を口にしていた。

 そんななかで日体大でインカレを終えた直後、世界最高峰の檜大舞台へと飛び出した俊英アタッカーは、現地時間12月11日にイタリアに降り立った。到着後に伊専門メディア『ivolleymagazine』の取材に応じた20歳は、「パドヴァには若い選手が何人かいる。お互い刺激し合い、常に自分たちの最高のものを出せる環境でプレーできるのは素晴らしいことだと思う」と興奮気味に語った。

 また、「スーパーリーグ(セリエA)の特長であるパワーとスピードに素早く適応したい。チームの勝利に貢献できるよう早くし慣れたい」と意気込んだとは報じている。
 
 背番号は、龍神NIPPONでチームメイトで憧れの存在である石川祐希と同じ「14」に決定した。13日にはチームにも合流したようで、公式SNSには「ラン・タカハシの試合ユニフォーム!彼は背番号14でプレーする」とユニホーム姿とともに紹介され、「パドヴァでのラン・タカハシの初日!クリスマスの雰囲気の私たちの美しい街を楽しんでいた」と観光する様子も投稿されている。

 若くして世界へ飛び出した高橋。3年後のパリ五輪では、頼れる日本のエースへと進化した姿を見せてもらいたい。

構成●THE DIGEST編集部

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