新リーグ開幕直前の日本ラグビー界に激震が走った。
今月7日に開幕するラグビー「リーグワン」1部のNECグリーンロケッツ東葛は、所属するブレイク・ファーガソンが先月30日に違法薬物所持の疑いで逮捕されたことを発表した。
ファーガソンは今季からNECに加入した31歳。13人制ラグビーの豪州代表に選出された経験を持ち、昨年から15人制に転向している。
この逮捕を受け、ファーガソンの母国メディアも反応した。豪日刊紙『Sydney Morning Herald』は、逮捕に至るまでの経緯を紹介したうえで、「ファーガソンのNECでの将来が大きく危ぶまれることになった」と伝えた。
日本ラグビー界では2020年3月にも、日野レッドドルフィンズの所属選手による薬物使用で、前身のトップリーグが中断したことがある。同メディアはこれらの前例を踏まえ、以下のように日本の対応の厳格さを紹介した。
「違法薬物に対して“ゼロ・トレランス(毅然たる対応)”の態度をとる日本では、薬物スキャンダルは非常に深刻に扱われる」
また、過去の処分について、「何人かは、それぞれのクラブから解雇された後、執行猶予付きの実刑判決を受けた」と言及。ラグビーにおけるキャリアだけでなく、その後の生活への影響も触れている。
世界トップクラスの選手が集い、満を持して開幕を迎えるはずだったリーグワン。思わぬ形で、新リーグ開幕の機運に水が差されることとなった。
構成●THE DIGEST編集部
今月7日に開幕するラグビー「リーグワン」1部のNECグリーンロケッツ東葛は、所属するブレイク・ファーガソンが先月30日に違法薬物所持の疑いで逮捕されたことを発表した。
ファーガソンは今季からNECに加入した31歳。13人制ラグビーの豪州代表に選出された経験を持ち、昨年から15人制に転向している。
この逮捕を受け、ファーガソンの母国メディアも反応した。豪日刊紙『Sydney Morning Herald』は、逮捕に至るまでの経緯を紹介したうえで、「ファーガソンのNECでの将来が大きく危ぶまれることになった」と伝えた。
日本ラグビー界では2020年3月にも、日野レッドドルフィンズの所属選手による薬物使用で、前身のトップリーグが中断したことがある。同メディアはこれらの前例を踏まえ、以下のように日本の対応の厳格さを紹介した。
「違法薬物に対して“ゼロ・トレランス(毅然たる対応)”の態度をとる日本では、薬物スキャンダルは非常に深刻に扱われる」
また、過去の処分について、「何人かは、それぞれのクラブから解雇された後、執行猶予付きの実刑判決を受けた」と言及。ラグビーにおけるキャリアだけでなく、その後の生活への影響も触れている。
世界トップクラスの選手が集い、満を持して開幕を迎えるはずだったリーグワン。思わぬ形で、新リーグ開幕の機運に水が差されることとなった。
構成●THE DIGEST編集部