マラソン・駅伝

“パワフル大作戦”の青学大は攻めの走りでトップを譲らず。髙橋は区間8位で7区へ襷リレー【箱根駅伝】

THE DIGEST編集部

2022.01.03

パワフル大作戦で2年ぶりの総合優勝を目指す青学大の原監督。写真:滝川敏之

「第98回箱根駅伝」の復路は、3日午前8時にスタート。コースは箱根・芦ノ湖から東京・大手町までの5区間109.6キロで、21チームにより争われている。青山学院大は、原晋監督の掲げる「パワフル大作戦」で2年ぶりの総合優勝を狙っている。

 前日の往路後に指揮官は「学生一人ひとりが自覚、覚悟を持って大会に向かってくれた成果がでました。本当に素晴らしい、かっこ良かった」と選手を労った。復路に向けては、「登録メンバー全員28分選手なので誰を使っても走れる。ただ油断せず攻めの走りでパワフル大作戦パート2を進行していきます」とアピールした。
 
 復路のスタートを任されたのは4年生の髙橋勇輝。芦ノ湖を先頭で飛び出した髙橋は、区間8位で山を駆け下り、首位をキープしたまま中継所で待ち受ける3年生の岸本大紀へ。駒澤大の佃康平が追い上げ、その差は3分18秒とやや詰められている。

 レースは現在7区に入り、依然、青山学院大がトップを死守。2位順天堂大、3位駒澤大、4位帝京大の順で走行している。

構成●THE DIGEST編集部